迫る大事な面接日、一体どんなものを持っていけばよいのだろう。何が必須で、何があったらいい?そんな持ち物をあげてみました。参考にして頂き、取捨選択の上、忘れ物の無いよう、当日を迎えてください!あれば良いものを上げだすときりがなくなってしまいますので、必要度合いの高い持ち物リスト 10個+αをご紹介いたします!
□メモ帳・スケジュール帳
□応募先企業担当者の連絡先
□身分証明書
□印鑑・朱肉
□A4サイズの書類が入るバッグ
□履歴書・職務経歴書等応募先企業に提出した書類(写し)
□応募先企業の求人情報(写し)
□身の回り品(腕時計、折りたたみ傘、ハンカチ、ティッシュ等)
□+α 応募先から指定されている持ち物
筆記用具
持ち物に“筆記用具”と書いてなかったので持ってきていません、と過去の採用面接で言われたことがありました…。その時はとても複雑な気分になりましたが…転職をする身の方としては、言われずとも持ってくるのが当たり前の持ち物があることは確かです。筆記用具は間違いなくその一つです。
交通費申請の記入、何らかのアンケート・誓約書への記入、もしかしたら面接日当日に適性検査やなんらかの筆記試験等あるかもしれません。メモを取る必要が出てくる場面にも遭遇するかもしれません。そのため、当日対応できるよう、ボールペン、シャープペンシルor鉛筆、消しゴムはしっかりと持参をしてください。
メモ帳・スケジュール帳
筆記用具とセットで持っておきたいのがメモ帳、スケジュール帳です。面接前に選考の流れのガイダンスがあったり、面接後にその場で次の面接の予定調整を求められたり、十分にあり得ます。ガイダンスの際には話をしっかりメモを取っておくのが無難ですし、次の面接日程調整を求められた際に、その場ではわかりません…となると非常にもったいないです。面接は複数の人応募者が同時並行で進んでいることが多いです。先に誰かに内定が出てしまったらもう遅いのです。スピード感を持ってすすめられるよう、スケジュールを把握できる状況にしておくことはとても大切です。
応募先企業担当者の連絡先
色々前日に準備をしても、当日のアクシデントはつきものです。最たる例は、電車が遅れてしまい、面接時間に間に合わない!といった際です。そのような際は速やかに、企業の担当者に一報を入れ、状況に応じて対応を相談する必要があります。何か有事の際に、面接に遅れる・参加出来ないとなってしまった際にタイムリーに連絡が出来なかったり、無断での遅刻・欠席になったりしてしまったら、残念ですが自らその企業との縁を遠ざけてしまうことになります。
応募先企業の担当者の連絡先はしっかりと控えて面接会場に向かうようにしましょう。
身分証明書
オフィスに入る際に、セキュリティの観点から場所によっては身分証明書の提示を求められることがあります。弊社でもオフィスやフロア等、執務室によってはセキュリティ上、身分証明を必要とする場合があります。免許証、保険証等、普段から持ち歩いていて今更あえて気を付ける必要のない方も多いかと思いますが、普段持ち歩かない方はこの日ばかりは携帯していくのが無難です。
印鑑・朱肉
面接会場までの交通費を支給してくれる会社の場合、その申請にあたって捺印を必要とする場合があります。印鑑はそういった際に必要になってきますので、忘れないように準備して頂きたいと思います。その他、個人情報の取り扱いへの同意等で捺印を求められるケースもあり得ます。企業からの面接の案内の際に持ち物として指定されていなくても持参するのが無難な一品と考えます。
A4サイズの書類が入るバッグ
こちらも、言わずとも必然的に今お持ちのバッグがA4サイズまで入るタイプのものである方も多いかと思います。後述の履歴書・職務経歴書等がすっぽり入るのはもちろんですが、面接当日、その企業からパンフレットや何らかの配布資料があるケースがあります。その際には、折らずに資料を入れられるA4サイズのバッグは便利です。
人事担当者から書類やパンフレットを受け取った際に、カバンに入らない…ともたついていたら、格好もつきませんね。
履歴書・職務経歴書等応募先企業に提出した書類(写し)
徐々に履歴書・職務経歴書は電子データでの提出(メール)でよい企業も増えてきているかと思います。もちろん、原本を当日持参してくださいや事前に郵送くださいというケースもまだまだ多くあるかと思います。企業の指示に基づき対応頂ければよいと思いますが、ここでは、原本は既に提出済と想定し、自分のための写しを持っていきましょうという意味になります。
面接では当然、履歴書・職務経歴書等提出した書類をベースに質問を受けたりし、話が進んでいきます。面接前にはしっかりと、自身が書いた内容を見直して頂き、面接で何を書いたか思い出せない…そんなこと書いていたかな?ということが無いようにしましょう。
履歴書・職務経歴書の内容と矛盾のある話に面接官は敏感です。そうなってしまうと、どんなにいい履歴書・職務経歴書を準備していても面接官からは疑いの眼差しを向けられてしまいます。
応募先企業の求人票(写し)
これも面接前に改めてしっかりと見直しをして準備をしておくための必需品となる一つです。自分はこれからどのような求人に対しての面接を受けるのかを頭に入れておくことは、履歴書・職務経歴書を頭に入れておくことと同様に重要です。そもそも、求人の内容について理解をしていない、全くわかっていないと、面接官に思われたりでもしようものなら、応募者としての皆さんが語る熱意、志望動機すべてが嘘くさくなってしまいます。逆質問の際に、求人票に書いてあるよ…といった内容についてうっかり聞いてしまわないためにもしっかりと事前に改めて読み込んでおいて頂きたいです。
身の回り品(腕時計、折りたたみ傘、ハンカチ、ティッシュ等)
持ち物は基本的には、ビジネス(業界・職種等)に則した雰囲気に合わせるようにしましょう。フォーマルな場であれば、派手なものは避け、落ち着いた柄・色合いのもので準備するようにしましょう。
腕時計
最近では時間の確認もスマホで…という方が増えてきているかと思いますが、まだまだ腕 時計の必要性は根強く残っていると感じます。やはり、何気ない瞬間に時間を確認するとき腕時計で確認をするのが適切ですしスマートです。
折りたたみ傘
突然の雨に降られた際にずぶ濡れで面接に臨むのは自身にとって精神衛生上も良く ないですし、後に体調を崩すことにも繋がりかねません。あらかじめ雨が降ることが予想される場合は持っていて安心の一品です。
ハンカチ・ティッシュ
身だしなみのうちですね。夏でしたら緊張で汗ばむこともあるでしょう。実際、面接で緊張から汗をかく方も多くいます、そんな時に「失礼します」と言って、汗をハンカチで拭う。そんなシーンも人によってはあるかもしれません。落ち着いた柄・色のハンカチを一枚、合わせてティッシュも持っておくと安心ですね。
+α その他、応募先から指定されている持ち物
可能性としてありそうなものを列挙致します。
・遠方からの面接により、宿泊費の支給まで伴うものであれば宿泊費の領収書
・大学・大学院の卒業証明書、成績証明書 etc.
応募先から明確に指定されているものを忘れることは避けたいです。持って来て下さいと言われていないものを持って来ていないことは責められませんが、明確に持ち物として指示されていれば、忘れないようにしたいですね。
まとめ
持ち物を完璧にそろえたからといって、好印象を与えられたり、面接の通過率が上がったりするわけではありません。悲しいかな、誰も褒めてもくれません。なぜなら、持ち物は持ってきていて当然だからです。ただ、完璧を望まれてはいますが、持ち物を忘れたからといって即座に不合格になるわけでもありませんのでそこは一旦、安心ください(即座に不合格にするようなところはむしろこちらからご遠慮ですね!?)。なので、何か必要なものを忘れた際には、誠心誠意、忘れたことを素直に謝罪し、対応を相談すればよいのです。
しかしながら、持ち物を忘れたという事実は残ります。そして、その他の些細な点、例えば時間に遅れた、逆質問で良くわからない質問をしてきた等々そういった積み重ねで、最終的に、本当に採用して大丈夫なのか?と、人事担当者からの不信感・違和感がつのり合格にブレーキがかかりそのまま見送りになってしまう。この人を採るくらいだったら、別の○○さんを採ろう、となってしまうことはありえます。
忘れ物はしないよう、十分に気を付けてください。
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