Web面接|カンペはバレたら不合格?カンペはOK?NG?

これまでのFtoFでの対面で行っていた面接から一転、Web面接が一般的になってきたことによって現れたテーマ、Web面接でカンペの使用可否についてです。

通常、対面での面接であれば紙をもってそれを読む、なんてことは考えづらかったのですが、Webであるが故にそれが簡単に出来てしまう環境下になりました。果たして、カンペは使っても良いのでしょうか?使ったらどうなるのか?バレる?バレたらどうなる?についていち採用担当者としての見解をご紹介致します。

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Web面接、臨むにあたっての注意点は?

Web面接の参加に際して注意しておきたいことは事前チェックも含めていくつかあります。是非、以下も参考にしてみてください。

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Web面接、カンペを使う理由は?

その理由は人によっては様々でしょう。

・企業に伝えたいことを漏れなく伝えられるように言い忘れを避けるため
・想定されている質問には出来るだけ完璧に答えられるようにしたいため
・少しでも面接準備の負荷を減らしたいから、出来れば覚えずに用意したカンペを読みたい

等々色々あるかと思います。

そういった意味で、使う理由は二分されるのではないでしょうか?
・少しでも合格の確率を高めたいからの”準備””対策”の前向きな位置付けでのカンペ
・少しでも楽をして効率的にしたいからというやや後向きな位置付けでのカンペ

Web面接、カンペは使っても良い?

許容されるかどうかは企業次第です。選考において、「カンペは使うな」なんてルールがあるとも言い難いため、ここは企業毎に判断が分かれるものと考えます。

さらに言うなれば、企業内の面接官によっても個々人の意見は分かれるものと考えます。

使ってもOKとされる場合・その理由

仕事でもメモは使うから

重要なプレゼンや、お客さんとの商談、社内での打ち合わせ、いろいろなシチェーションが業務上もあり得ますが、その際に、用意しているメモを読んではいけないなんてことはありません。

むしろ、業務の話であれば事前に準備して作った文章があるならそれを使わずしてどうする。という話にもなるでしょう。

そのため、面接、これも企業・候補者双方にとって仕事のうちと捉えるならば、候補者が事前に用意したカンペ(メモ)を使ったからといって何も問題はないためです。

候補者の人柄が分かれば問題ない

カンペはもあくまで候補者の人が作ったものですので、面接官からの質疑において、ただそれが、候補者自身が紙やテキストにアウトプットし整理されたものを読んでいるのか、もしくは頭の中にあるものをそのまま述べるのかの違いでしかない、という見方もあります。

そのため、候補者の人柄がしっかりと分かれば問題ない、”あなた”の言葉で伝えられているのであれば良いということになります。

使ってはNGとされる場合・その理由

対面であれば許されないハズだから

冒頭の導入で書いた通り、通常、FtoFの対面での面接であれば、カンペをもって面接に臨む、なんてことはないと考えます。それはWeb面接となっても同じであるという考え方です。

この観点はこの観点で全くもってその通りとも言える理由です。

カンペがあることで”人となり”がわかりづらい

カンペは用意されているものとなり、”自分の言葉”で話している感じがなかなか伝わりづらくなります。

面接官からすると、用意周到に備えたカンペ、無理に体裁を整えて綺麗にした美辞麗句を並べたカンペを読み上げられると、とてもトーンダウンします。

”自分の言葉”で話をしてほしいと感じます。つまり、候補者の人となりが分かりづらくなってしまうためです。

Web面接、カンペは面接官にバレる?何故バレる?

いち、採用担当として気づきます。下記の理由の1点のみでその確信に至ることもありますし、複合的に勘案してきっとカンペが用意されているんだろうなと感じる瞬間があります。

カンペがバレる理由① 目線が不自然

カンペを用意するからにはそのカンペをどこか目に見える範囲に置いておかないといけませんね。

そうなると、紙であればパソコンのキーボード上や、机上や、壁に貼り付ける等の方法があるでしょうし、PC上にワードなりメモ帳なりで表示をしておくということも方法としてあると考えます。

Web面接であるが故に、候補者の顔はある意味これまで以上に近くに見えています。

そのため、目線が右から左に動いていたり、どこか一点をじっと見ているというその姿は画面越しによくわかります。そのため、何か”違和感”を感じる、そこからカンペを疑うこともあります。

カンペがバレる理由② 受け答えの差

明らかに想定質問として用意をしてあったであろう質問と、想定して用意をしていなかった質問に対する答え方の差が顕著にわかります。

用意されている質問に対する回答は流暢であったり、澱みがなかったり、スムーズな答えが返ってくる。

用意していなかった質問に対しては突然、辿々しく、「えっと」「ええ」「えー」「あの」「あー」等、つなぎ言葉が圧倒的に多くなる。そんな違いが明らかにあると、カンペの存在を疑います。

カンペがバレる理由③ ”読んでいる”ことがわかる

人が文章を読んでいる、というのは思っている以上に感覚値としてわかったりします。口調に抑揚が欠けていたり、一定のトーン・ペースでたんたん述べる…「あ、読んでいるな」と感覚的に感じます。

文章と文章の切れ目切れ目が、パツっとなり、読んでいる感が満載に伝わってきます。必ずしも読んでいなくても、このように感じるのは文章を完全に暗記して述べているようなケースも似たように感じさせます。

カンペがバレる理由④ 紙が映り込んでいる

”紙”だけをもってそれが直ちにカンペなのかというと必ずそうではないかもしれません。が、Web面接の場で用意されている”紙”(候補者自身の履歴書・職務経歴書・エントリーシート等かもしれませんが)、面接に臨むに際して候補者が準備しておく事が必要と考えて手元に用意した”紙”であることには間違いないので、中身がなんであれ”カンペ”とも言えるでしょう。

そんな紙がカメラに映り込んでバレるケースもあります。自分の画面上の表示では写っていないように見受けれても相手側には見えている、そんなケースもあります。

Web面接、カンペがバレると不合格?

いち人事として、

カンペを使った事がバレたことが原因で不合格になるとは考え難いです。

新卒での就職活動しかり、転職活動しかり、予め資料等を準備して面接に参加する人もいます。

それは、人によっては履歴書・職務経歴書・エントリーシート程度の準備でそれを手元に携えて面接に臨んでいたりします。

人によっては、学生であれば自分の研究テーマ・ゼミで取り組んだ内容のプレゼン資料を準備して面接官に渡してくる方もいます、社会人でも履歴書・職務経歴書とは別に自身の経歴・経験をPRする資料を用意している人もいます。

つまり、面接にのぞむにあたって、”資料”を準備してはならない、という理由はありません。いち面接官としてWeb面接において、画面共有で候補者の方からプレゼンをされた経験もあります。

カンペもいわゆる、面接官から想定されるQ&Aをあらかじめ準備しておいたということと捉えるとなおのこと問題はないと考えられます。

Web面接、カンペがバレない方法は?

カンペ(カンニングペーパー)というと、そもそも何かしてはいけないことをやっているようにも感じますが、面接で自身をプレゼンするための対策のためのメモ、と捉えると前述の通りむしろ用意して何が悪いのかとも言えます。

最大限に自分を面接でPRするために必要と候補者が考えるのであればそれ(カンペ)もありと考えます。

バレない事がのぞましいのは、カンペがあってそれを読み上げているということが、まだまだ面接官に与える印象にマイナスに影響を与える可能性があるからと考えます。

その① カンペは最低限に要点に留める

全てのことを用意しようとするのはご認識の通り無理があります。文章としてカンペを書いて用意しておけばおくほど、カンペを読んでいるという事がバレる確率が高くなります。

それは、相手に”読んでいる”ことがバレるためです。そのため、カンペとして用意するのは”要点”に留めるのが良いと考えます。

・自己PR:◯◯の件を話す
・職務経歴:○○と、△△に絞って話す
等です。

骨子とも言いますが、用意は骨子のみにとどめ、肉付けはあらかじめイメージをして話す際に骨子に肉付けをしながら話すということが良いと考えます。

その② その最低限のメモはPCのカメラ近くに用意する(目線対策)

前述の通り、PCのキーボードの上や、机上等、”あなた”が写っているカメラからみて異なる位置にあるから、”視線”から悟られるのです。

そのため、あくまで、カメラの近くなり、カメラのちょうど上部などやや工夫をした位置にカンペを置いておく事が良いと考えます。付箋アプリやメモ帳などPC上であれば、カメラの直下の画面に表示しておくのが良いでしょう。

その③ 音読をする(読み上げの練習をする)

カンペを用意して安心していてはいけません。カンペがバレる要素には”目線”と、その話す際の”口調”も大きい要素の一つとなります。

”何か読み上げられている”と悟られないようにする必要があります。このためには、しっかりと声に出して練習をしておく必要があります。

また、しっかりとその練習をしておかなければ、骨子(キーワード)だけのカンペの際に、肉付けが不十分となり、非常に端的な回答になってしまう可能性もあり得ます。

Web面接、カンペを作っても結局完璧にいくわけではない

どんなに準備をして望んでも、カンペで用意していない質問が来ることは想定されます。

面接時間にもよりますが、おそらく短くて20分程度、長くて1時間程度にもなる面接において、面接官がしてくる全ての質問を想定してその全てに回答(カンペ)を用意しておくことは現実的ではありません。

そのため、想定していないいくつもの質問がくる、その覚悟をしておく必要はあります。

カンペを準備したから安心して面接にのぞめるわけではありません。カンペを用意して安心できるのはそのカンペを用意した質問に対してだけです。

そして、基本的には面接でなされる”あなた”についての質問の数々は基本的に”あなた”の中にすでに答えがあるものです。

つまり、本来はカンペは不要であるということになります。とは言っても、その答えはすぐに簡単に引き出せる状態にはないのが実態です。

そのため就職活動でも転職活動でも、自己分析が必要となるわけです。自分自身に、「何故」を何度も投げかけて、自分の”価値観”や”行動の軸”といったものが明確になってきます。面接官はそれらを聞きたいと思っています。

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さいごに

カンペはバレるのかバレないのか、バレたらどうなるのかということをはじめとして、様々な観点からWeb面接におけるカンペについて述べさせていただきました。

理想はカンペなど用意せずとも、”あなた”が”あなた”自身のことをしっかりと述べられるように、自己分析をできる限り事前にしておくことと考えます。

面接官は”あなた”が見せたいと思っている”あなた”を見たいわけではありません。面接官は自然体の”あなた”がどんな人なのかを知りたいのです。

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