就活×恋愛|就活で彼氏が忙しい!我慢すべき?別れるべき?どうするべき?

さて、就職活動時期、この時期、彼氏はとにかく忙しくしていて、なかなか彼女である”あなた”に構ってくれない、時間を割いてくれないなんてことがあるでしょう。

ここでは、そんな忙しい彼氏に対して少しでも溜飲をさげて欲しいと思い、何故そんなに彼は忙しいのかについてのご紹介、また”あなた”はどうしたら良いのかについて、いち社会人・いち採用担当者としてご紹介したいと思います。

※主に、新卒(大学・大学院卒業時)の就職活動を想定し、ご紹介致します。

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就活で彼氏が忙しい、一体いつ迄忙しい!?期間は!?

就職活動スケジュール概要

一般的な就職活動のスケジュールは以下の通りとなります。

1:大学3年生(大学院1年生) 4月~6月頃:情報収集スタート

2:大学3年生(大学院1年生) 7月~2月頃:インターンシップへの参加
※外資系やベンチャー企業などはもうこのタイミングから採用選考が開始されている企業も多くあります。

3:大学3年生(大学院1年生) 3月:採用情報の公開解禁
※日系企業の多くはこの3月に入ってから採用情報(選考スケジュール等)を公開します。

4:大学4年生(大学院2年生) 6月:採用選考
※この”採用選考”は名ばかりになっているケースも多く3月、4月、5月に既に何らかの形で選考をしている企業が多いのが実態です。

5:大学4年生(大学院2年生)10月:正式内定
※どんなに遅くとも8月頃までに内々定が決まっていなければ”まずい”です。

学生の多くは大学3年生になってから就職活動を始める人が多いでしょう。ただ、夏季インターンシップは募集が6月1日開始・6月下旬締切という企業も非常に多いです。こうなると、実質的に、早い人は既に2年生の3月頃から夏季インターンシップに向けて準備を始まるということでもあります。

・就活のスタートが早ければ大学3年生(4月~翌6月頃まで)の1年間!も忙しい
・就活のスタートが”普通”であれば大学3年生(11月頃~翌6月頃)の半年間程度!も忙しい!
・就活のスタートが遅くとも大学3年生(翌3月~6月頃)の3、4ヶ月間!は忙しい!

※ただその濃淡はやや異なるでしょう、早くから始めている人であればあるほど早期に就活が終わる可能性もありますし、就活が順調に進む可能性も高まります。

就活が上手くいかなければ、6月以降も7月、8月、9月と忙しい時期が続いてもおかしくはありません。

就活で彼氏が忙しい、何故?それもそのはず!忙しい理由7つ

就活は真面目にやればやるほど忙しいです。彼が就活に真剣に取り組めば取り組むほど、彼は忙しいです。音信不通が数日あったって全くおかしくないくらいにそれはそれは忙しいです。

忙しい!理由① インターンシップ対応(応募準備、選考、参加)

ひとまとめにしますが、今や就職活動に必要不可欠ともなり、非常に多くの学生が参加する様になったのがインターンシップです。

このインターンシップ時期、本選考時期と同等ないしそれ以上に忙しいと言っても過言ではない程に忙しいです。

インターンシップの応募にあたっても後述するエントリーシートの作成が必要であり、企業によっては適性検査の受検も求められるためその対策、そして面接まであるケースもあります。

さて、インターンシップそのものにも様々なスタイルがあります。1日で終わる1dayインターンシップから、2〜3日のもの、1週間のもの、2週間のもの、ものによっては1ヶ月に渡るもの。

特に実際の企業に入り込んで社員と一緒に働く”就業型”のインターンシップである場合はそれだけで非常に多くの時間をインターンシップとして過ごすことになります。

忙しい!理由② 企業研究・説明会への参加

就職活動ではやることが盛りだくさんです。そのうちの一つが企業研究・説明会参加です、説明会は選考を受ける企業選びのために聞くことがメインと考えます。

実際に選考を受ける企業を決めた後に、さらに詳細な企業研究を個別に行うこととなります。

さて、この説明会、一体何社程度就活生は聞いているのか?それは、概ね20社~30社程度と言われています。

1時間の会社説明会に20社参加するだけで、そこに使う時間も20時間!

最近はWeb説明会が一般的になってきましたが、合同説明会や企業会場での説明会などへの参加の場合は、往復の交通時間等を鑑みると1回の説明会参加で半日ほど使ってもおかしくありません。

忙しい!理由③ OB・OG訪問

マイナビの就職モニター調査(2021年卒対象)によると、就職活動を行う学生の4分の1ほどがOB・OG訪問を経験しており、訪問した人数については平均4.5人となっています。

https://job.mynavi.jp/conts/2023/obog/01.index.html 

単純に5名のOB・OGと1時間会話をするだけで、5時間ですが、当然それまでにメールでのやり取り、日程の調整、OB・OG訪問前の聞きたいこと等の事前準備、もし対面での実施であれば移動時間等々まで鑑みると、

5人のOB・OG訪問と言えど、そこに費やす時間は、平気で20時間、30時間となる。

※OB・OG訪問をしない学生の方が多いということではあります。

忙しい!理由④ ES作成はなんと1社あたり4時間!

ご存じでしたか?なんと、企業へのエントリーシートを作成するのにはなんと1社あたり平均して4時間もかかっている様子です。

そして、就活生が平均して何社にエントリーするか、ご存じでしょうか?なんと、その数約25社です。

つまり、就活シーズンを通して、計算しますと、少なくとも4時間×25社…

エントリーシートに費やす時間は、100時間以上!

となります。就活時期は就活だけをしているわけではありませんので、学業にバイトに、サークルに、と抱えているものが多くあればあるほど負担は大きいでしょう。

もちろん、ESに費やす時間は人それぞれですが、それ程に時間がかかっていると理解ください。

※これは”選考”へのエントリーの話であり、前述のインターンシップ応募のためのエントリーシート作成も含むとその費やす時間はさらに多いでしょう。

忙しい!理由⑤ 適性検査の対策・受験

就活では、ESの他にも適正検査なるものが存在します。

SPI:性格適正診断と能力適性検査(言語・非言語)で形成されているメジャーな検査です。
GAB:知的能力と性格診断で構成され、商社やコンサルなどで使用されている傾向にあります。
CAB:IT業界で利用されていることが多いです。能力検査と性格診断で構成されています。
玉手箱:様々な業界で使用されています。こちらも能力テストと性格診断となります。

さて、ご紹介した以外にも、いくつもの適性検査が存在しています。

受ける企業によって採用されている適性検査は異なるため、対策も基本的にはそれぞれの適性検査に対して行う必要があります。

”能力”と言ってもその内容は、四則演算、図表からの数値読み取り、図形、法則性、命令表等々様々です。

さて、この適性検査の対策…一体どの程度時間がかかるのか…

SPIを例にとると、その学習時間30時間~50時間程度!

と言われています。

SPIに玉手箱に、CABにGABに…と対策が必要な検査の種類が増えればその分、単純に倍増とはならなくとも、60時間、70時間、と対策に必要な時間が増えていきます。

忙しい!理由⑥ 選考(面接)への参加

対面面接であれば少なくとも半日、地方であれば1日2日がかり!

最近はWeb面接も主流になってきましたが、対面面接もまだまだ存在します。そして、面接は1回では終わりません。1次選考、2次選考、3次選考…多いところは4次選考まで…なんてところもあります。

その都度その都度、選考準備を行なって、面接に臨む。とても大変そうではないでしょうか?

多くの企業が大体面接回数は2〜3回と言われています。古いデータですが、

就活を経験した先輩たちに、面接を受けた会社の数を尋ねたところ、一番多かったのが「1~5社」で全体の約3分の1。次いで「6~10社」が2割強、「11~20社」が2割ちょうどで続いた。平均の社数は14.0社…

引用:https://journal.rikunabi.com/p/break/souken/9725.html

というアンケート結果があります。平均14社の面接を受ける、それだけで選考時期は非常に忙しいことが容易に想像できるのではないでしょうか。

忙しい!理由⑦ その他にも盛りだくさん!

まだまだご紹介しきれない程様々な場面で準備・対策が必要なのが就職活動となります。

自己分析、企業研究だけではなく業界研究、面接対策、グループディスカッション対策、グループ面接対策、何か選考にあたっての”課題”(論文等)が課されていればその課題準備、等々あげればあげるほど存在します。

忙しい!理由(番外) 就活は上手くいかない!

そもそもの前提に何故これだけ色々なことに時間がかかるのか?というのは、”就活はそんな上手くいかない”ということがあげられます。

何度も応募し落とされ、そして振り返り、改善を行いということを中長期間、継続的に行なっていく必要があります。一朝一夕で改善できるわけではないため、幾度とないトライアンドエラーを繰り返して、徐々に軌道に乗る…というものになります。

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就活で彼氏が忙しい、「寂しいんだけど」どうするべき?

案① ”あなた”も就職活動をする(大学1年生・2年生の場合)

”あなた”がどの様な状況かにもよりますが、もし、”あなた”が大学1年生なり2年生の場合いっその事”あなた”も就職活動をしてしまってみてはいかがでしょうか?

彼氏がどの様なことをしているかの理解にもつながりますし、共通の話題もできます、もしかしたら、就活話で盛り上がることが出来る様にかもしれません。

※但し、彼によっては要注意です。就活が強いストレスとなっていたり、うまくいっていなかったりする場合は就活の話題は避けた方が良かったりもしますので、ご注意ください。

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案② 友人・家族と過ごす時間を増やす

彼氏が構ってくれないのであれば、その他の人と過ごす時間を増やすと言うのも寂しさも紛れる良い方法の一つと考えます。人と過ごすことで寂しさも紛れると考えます。

彼と付き合っていることで過ごす時間が減っているかもしれないな、なんて思い当たる友人がいたら声をかけてみるのはいかがでしょうか?

案③ アルバイトに力を入れる

彼氏が就職活動に精を出している間、”あなた”も何かに精を出す、ということのひとつでアルバイトに力を入れるです。この間少しシフトを増やしたりして、仕事(アルバイト)に没頭することで寂しさを紛らわしてはいかがでしょうか。

そして…少しバイト代が多くなったら、就活中の彼にプチプレゼントを贈ってみる、なんてことも素敵かもしれません。

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案④ 勉強に力を入れる

”あなた”が学生であった場合、学生の本分、勉学に力を入れるというのもひとつです。就職活動時に大学の頃の成績を重要視するなんて企業もあったりします。そのため、大学の勉強に力を入れておくということは将来のためにもつながります。

資格勉強というのもありでしょう。彼氏が就職活動を頑張っている期間、TOEICをめざせるところまでめざしてみる!なんて課題を自分に課して取り組んでみるのも良いかもしれません。

寂しさも紛れて、それが良い結果に繋がればやはり将来の自分のためにもなるでしょう。

案⑤ 趣味に没頭する

いっそのこと彼のことはある程度放って(?)おいて、趣味に没頭するのも良いでしょう。

彼氏が出来たことで何か出来なくなってしまった、時間を費やせなくなってしまった趣味はありませんか?読書でも、漫画でも良いです。

彼氏とは趣味が異なり一緒にいる間は楽しめなかった何らかのアクティビティに出かけるでもいいかもしれません。

案⑥ 我慢する

いずれの案にしても、多少の「我慢」は伴うかもしれません。やはり、相手の状況を慮り、すべき我慢をすることは大切と考えます。寂しい気持ちは完全には取り除けないでしょう。

複数の方法を取り入れれば入れた分効果が出るものと考えます。

最終案 別れる

どうしても、我慢ならない!という場合は別れるのも一案でしょう。しかし、人生節目節目において彼氏が忙しいなんてことは幾らでも起こります。

このタイミングでは、「彼氏が就活で忙しい」かもしれませんが、将来的には、「彼氏が入社したばかりで仕事に慣れずすごい忙しそう。」「彼氏が異動直後で忙しい。」「彼氏が仕事の引き継ぎを受けていて忙しい。」「彼氏が長期出張で忙しい。」なんて幾らでもあります。

どうしたら乗り越えられるかをまずは優先して、最後、どうしても…という場合の案としていただくのが良いかと考えます。

就活で彼氏が忙しい、けど、就活を優先させてあげよう

何故なら、彼氏の将来がかかっている

当然です。日本では、「新卒カード」とも言われるほど新卒での就活は”切り札”になっています。つまり、このタイミングでの就活は基本的に失敗は出来ないのです。

確かに、徐々に既卒や第二新卒にも企業はめを向けつつあり、まだ後になっても転職等を通してチャンスはあるかもしれません。しかし、とは言ってもやはりこの新卒時の就活はそれはそれは大切なのです。

新卒採用はポテンシャル採用とも言えます。そのため、どんな企業にも採用される可能性があります。チャンスしかないのが新卒採用です。

何故なら、”あなた”の将来もかかっている

大学生カップルの3割程度が結婚まで至る

そんな話があります。

こうなると、彼氏がより良い企業へ就職すること、彼氏が就職活動をやりきれること、は将来のあなた”方”にとっても非常に重要な意味を持つこととなります。

就職活動の時期は耐え忍ぶ時期とぐっとこらえ、就職活動を優先させてあげるのはいかがでしょうか。

何故なら、暇しているより忙しい方が良い

就活ははっきり言ってサボろうと思えば幾らでもサボれます。手を抜こうと思えば幾らでも手が抜けます。しかし、往々にしてその様な就職活動をした場合は、満足がいかない結果に終わったりすることが多いでしょう。

彼氏が頑張っていることは素晴らしいことで、サボったり・手を抜いたり・怠けて”あなた”との時間を作られても、本来すべきこと(就活)を横において時間を作られても、それは喜ばしいことではないはずです。

むしろ、就活が上手くいかない理由に”あなた”を言い訳に使われないようにしっかりと”あなた”がこの就活時期をリードしてあげて、彼氏が就活に専念できる様にしてあげるのが良いのではなかろうかと考えます。

さいごに

就活は受験直前の時間が常に続いていると考えるくらいが丁度良いのではないかと考えます。

”あなた”の彼氏が真面目であればあるほど、真剣に取り組んでいればいるほど就活は幾らでも忙しくなりえるものです。

むしろ、彼氏が忙しくしてくれていることに感謝をするくらいが本来は良いと考えます。是非、応援してあげてください。

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