就活×恋愛|就職後、遠距離に…辛い…別れる?ついていく?

人生の節目節目で起こるのが、Location(場所)の変化です。これは必ずしも就職で起こることではなく、人によっては高校卒業後、地元で進学と他県で進学…と既に遠距離を経験したことのある方もいるかもしれません。こちらでは、特に”就活”をきっかけに遠距離になってしまう方々に向けて”別れる”のか”ついていくのか”についていち人事・いち個人としての見解をご紹介したいと思います。

※日本ー海外で数年間遠距離をしていたいち個人としての観点も踏まえてご紹介します。

目次

就職後、遠距離になりうるケースは沢山

こちらの記事を読んでいるからには既に、”遠距離”になるかもしれない、または”遠距離”になることが確定しているためかと考えます。「就職がきっかけで遠距離に」よくある話ではありますが、就職後、つまり、社会人になったあとに遠距離になりうるリスクは就職のタイミングだけではありません。”貴方”と”相手”の就職先次第では今後いくらでもそのリスクはつきまといます。

遠距離になる、つまりそれは、勤務地が変わるということですが、勤務地が変わりうる異動ケースは以下の通りと考えます。

遠距離になりうる場面① 就職時・転職時

地方の方であれば、既に学生時代からこのリスクはくすぶっています。そのまま学校のある地域で就職をするのか、もしくは関東(東京)・関西(大阪)等の都市部に就職するのか、です。(もちろん、地元からの転職で都市部に出るというケースもあるでしょう。)

遠距離になりうる場面② 入社後の配属時

入社時点にて明確に配属(勤務地含む)が決まっていない場合、特に、新卒での就職時などにおいては、入社後に配属(勤務地)が決まることがあります。こうなると、最初の入社時はその企業の本社等でしばらく勤務があるかもしれませんが、その後、地方配属になり遠距離となる可能性もあります。

遠距離になりうる場面③ 配置転換(転勤)

全国に展開している企業へ就職した場合は、そもそも、「全国転勤ありき」の雇用契約となります。(※地域限定社員等はこの限りではありません。)この場合は、”あなた”も”相手”もどちらも勤務地が変わるリスクがつきまといます。「彼氏・彼女がいるから転勤は遠距離になるのでしたくありません。」なんてことは当然通用しないため、「転勤リスク」はカップルにとって大きな不安要素のひとつとなるでしょう。

遠距離になりうる場面④ 海外駐在(出向)

転勤と類似する事象ですが、”あなた”または”相手”が海外の支店勤務になるというケースです。海外駐在はなかなかレアな事象とは考えますが、ないわけではありません。この場合、遠距離といっても国内での遠距離とはまたわけが違うレベルの遠距離となりえます。国内での遠距離以上に会えないのはもちろん、国・地域によっては時差もあり、コミュニケーションをとることすらハードルが高くなります。

遠距離になりうる場面⑤ 他社・グループ会社への出向

勤務地(都道府県)が変わらないケースもあると考えますが、場合によっては異なる都道府県にある企業へ出向となるケースもあります。※出向とは、現職の会社に籍は置きつつも、現職-他社間にて結ばれる出向契約に基づき、他社に就業しそこで他社の一員として業務を行うことを言います。

就職後、遠距離に…遠距離が辛い・不安な理由

そんなことわかっている、と言う方々がほとんどでしょう。ひとつ”コレ!”と言ったものがあるというよりはこれは様々な要素が複雑に絡み合っているものと考えます。

理由① 会いたい時に会えない

社会人との遠距離恋愛はなかなか会いたい時に会えないことが多いと考えます。これがもし、お互いが社会人であれば尚更です。余程のホワイトな企業でない限り、社会人になってからは多くの休みは取れません。そうなると、これまでは気軽に会えていたものが、途端に、予め計画を立てて会う必要が出てきます。

理由② コミュニケーション頻度が落ちる・濃度が薄くなる

まず、ひとつ、社会人になると仕事にもよりますが、基本的には月曜日~金曜日の5日間、毎日8時間の就業+場合によっては残業があります。遠距離というよりも社会人になることによる変化の方が大きく影響を与えていることにはなりますが、ここに遠距離が加わると”会う頻度”も落ちることになります。そうなると必然的にコミュニケーション頻度も落ちることになります。また、そうなると、たまに話せたとしても話す内容にもコミュニケーションの”濃度”も薄くなることが危惧されます。普段であれば真剣な話から雑談までたくさん話せていたことが、限られた頻度、限られた時間となると、話せることが少なくなってしまいます。

理由③ 人間関係がわからない・相手の気移り(浮気)が心配

気移り・浮気と表現しましたが、場合によっては”浮気”ではなく”本気”で別の人を好きになってしまうこともあるかもしれません。近くにいればこそ、相手と会う頻度もある程度ありますし、コミュニケーションも多く取れるため相手の就職後の人間関係なども知る機会が大きかもしれません。しかし、遠距離であるが故に”わからない”ことが多くなります。そして、不安なことに、相手は”あなた(恋人)”以上に多くの時間を過ごす異性が職場にいるのです…一緒に仕事をしているうちにその人に気が移ってしまう、なんてことは珍しい話ではありません。

理由④ イベントを一緒に過ごすことが少なくなる

近くに住んでさえいれば、仕事終わりにイベントを過ごす、なんてことも出来たと考えます。しかし、これが遠距離になった途端、基本的に平日に会うということは難しくなるでしょう。そうなると、様々なイベントが休日でもない限りは一緒に過ごすことが出来なくなります。お互いの誕生日、クリスマス(イブ)、バレンタインデー・ホワイトデー、記念日、等々です。

理由⑤ ”別れ”につながることが不安だから

いずれの理由も最終的に集約されるのはこちらでしょう。詰まる所は、”別れ(破局)”に行き着くのではないかという不安です。彼氏・彼女と会えない、話せない、連絡がタイムリーに出来ない、相手の状況・人間関係がわかりづらい、イベントを共に出来ない、全ての不安が集約されるのがこちらです。

就職後、結婚する人の割合・別れる人の割合って…?

遠距離になっても「自分達は大丈夫」とどこか思っている方もいるかもしれませんし、「もしかしたら自分達も…」と思っている方もいるでしょう。遠距離に限った話ではありませんが、実は残酷なことにカップルのほとんどは続かない、ということが基本にあります。

遠距離、別れる確率は「8割」

様々な他サイトの記事でも紹介されていますが、遠距離、その別れる確率はなんと「8割」です。つまり、ほぼ別れると言っても過言ではありません。そのため、後述しますが、実は、”別れたく無い”場合は、ついていくほかないと考えます。

大学生カップルが結婚する割合はおよそ「3割」

さてこちらも、ショッキングな数値かもしれません。大学生カップルが結婚に至る割合は「3割」です。逆に言えば、大学生カップルが別れる割合は「7割」と言えます。その要因の一つに”遠距離”も含まれていることでしょうが、全てが全てそうではないと考えると、ただでさえ、別れる割合「7割」に遠距離の別れる割合「8割」これらが合わさるとその結末は言わずもがなということと考えます。

今後も出会いのチャンスは十分ある

婚活サービスを通じて結婚した人は16.5%

2020年婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は16.5%で3年連続過去最高を更新。 特にネット系婚活サービスを通じて結婚した割合が高い。

引用:https://souken.zexy.net/data/konkatsu/konkatsu2021_release.pdf

ということです。今後ますますこの割合は高くなってくるでしょう。今現在も少しサバを読むと最早5人に1人は婚活サービス経由での結婚ということになります。

平均初婚年齢は夫31.1歳、妻29.4歳

引用:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai15/dl/kekka.pdf

この数字から推測できることの一つは学生時代に付き合った人と結婚している人ばかりではないということになります。大学生であれば18歳~22歳、しかし、このタイミングから8年間も付き合って結婚をしているケースは極めて稀でしょう。つまり、何度かの出会いと別れを繰り返して最終的に、平均初婚年齢が男性31歳、女性29歳となっていると考えら得ます。

就職後、遠距離に…別れた方が良い?ついていく方が良い?

就職後、遠距離に…別れた方が良い?

即座にわかれる必要はないが、将来を考える必要がある。

もちろん、選択肢として、週末婚(週1日・2日だけ会う)の様な形も将来的にはあり得るかもしれません。しかし、多くの人は生活(居住地含め)を共にすることをイメージしているのではないかと考えます。そうなると、いずれは「相手が戻ってくるかor貴方がいくか」の2択となります。もし、どちらも将来的に実現が困難な場合は、大変残念ではありますが、「お互いの人生は重なり合わない」ということで別れを決断するしか方法はないと考えます。

また、もし、あなたにとって相手が結婚を考えるまでに至らない相手である場合は、これを機に別れた方が良いでしょう。

※週末婚について言及しましたが、将来的には仕事(会社)によっては、”単身赴任”ということが発生するかもしれません。このような場合、人によっては将来何年にもわたって事実上の週末婚状態が続くというケースもあります。

就職後、遠距離に…別れることのメリット・デメリット

メリット

すっぱりと別れることで、お互いがスッキリ出来る可能性があります。また、それぞれが新しい道を心機一転し歩むことが出来ます。学生から社会人になるフェーズであれば社会人になってからも新しい出会いはたくさんあります。また、今ではマッチングアプリに、結婚相談所に、と様々なサービスも存在しているため、積極的に行動をすれば”出会いのチャンス”はたくさんあります。

デメリット

もちろん、別れた後に”新しい相手”とうまく行かなかった場合や”新しい相手”が見つからなかった場合に、「あの時別れなければ…」と後悔するかもしれません。(しかし、一方で「遠距離は8割別れる」という話もありますので、続けていたからと言ってうまくいっていたであろう保証は何もありません。)最大のデメリットは、もしかしたら、お互いが最善の努力をしていれば”二人”の未来があったかもしれない可能性を無くしてしまうことです。

また、続ける努力をしなかった場合は、続ける努力をしなかった後悔も出るかもしれません。但し、続ける努力には大きな労力もかかりますし、お互いに傷つけあったり、色々な負担もあることは間違いありません。

就職後、遠距離に…ついていく方が良い?

付き合い続けることを最優先するのであれば、ついていけるものならついていった方が良い。

その理由は前述の通り、遠距離のままは別れる確率が非常に高いためです。とは言っても、一方でもしあなた方が学生の場合は、学生同士のカップルが結婚に至る割合は「3割程度」という説もあります。

ついていくにしても、相手(彼・彼女)との将来的な結婚を主目的にするのではなく、”あなた”がやりたいことも実現することが望ましいと考えます。そうすることで、もし、最終的に別れに至っても、その場所で生きがいを持って生活していけるもの(仕事)があるため、救いになります。

就職後、遠距離に…ついて行くことのメリット・デメリット

メリット

最大のメリットは彼・彼女と一緒に居続けられる可能性が高まることです。

また、新しい土地に二人でいけるということはその土地ならではのアクティビティを一緒に楽しむことも出来るでしょう。しっかりと事前に話し合い・調整が出来れば、このついていくタイミングで”同棲”ということも出来るかもしれません。

デメリット

”あなた”がついていく側である場合、もし、”あなた”がその場所に残りたいと思っていた場合その場所を離れなければならないという点です。それが地元であれば、地元の友人と離れ離れになってしまうかもしれません、親と同居していれば親とも離れ離れにならなければ行けないでしょう、そして、新しく行った先(場所)で新たな人間関係を構築する必要があります。

そして、更なるデメリットは、もし、彼・彼女が転勤族であった場合です。せっかくついていった数年後に、彼・彼女が転勤する可能性もゼロではありません。そのような場合、また、ついていくかどうかということを考えなければなりません。ついていくことの最大のデメリットは”あなた”が”あなた”らしい生活を続けづらいということにあるかもしれません。

※もちろん、人によっては”場所”に関係なく自分らしい人生を送ることは出来ます。そのような方法を模索するというのも一案です。

就職後、遠距離に…結局どちらが良い?

これは完全に個々のケースによるものであり、一般化してお伝えすることは極めて難しいこととなります。別れるリスクを最小限化する、という観点では「ついていった方が良い」ということにはなります。

しかし、これではついて行けない人に救いがありません。「別れるorついていく」の選択肢ではなく、「別れるor別れずに続けられる道を考える」という観点に切り替えるのもありと考えます。

以下に、遠距離でも別れないために出来る工夫をご紹介します。

就職後、遠距離に…別れないために出来る工夫は?

工夫① 出来るだけ負担(金銭的)にならないプランを考える

遠距離になると、会いにいく、会いに来るだけでその金銭的負担は極めて大きいものになります。就職してある程度の収入があるとは言えその出費は負担であることには変わりはありません。

例として、東京-大阪間の新幹線代は往復でなんと約3万円にもなります。月1回、3万円が定期的にかかるだけでもその負担感は非常に大きいものになります。もちろん、夜行バスを使って節約する等も出来ますので、出来るだけ金銭的に負担にならないプランを考えることは、”会う”ことを長続きさせる工夫のひとつです。

また、お互いがしっかりとそれぞれに見合った金銭的負担となるように、”相手”が遥々遠方から来るのであれば、”あなた”が滞在中の食費やレジャー費などは持つ等です。

工夫② 出来るだけ負担(時間的)にならないプランを考える

遠距離は”移動”だけでも時間がかかります。”相手”と”あなた”どちらに時間的な余裕があるかどうかも、前述の金銭面と合わせて総合的に考える必要があります。”相手”の方が仕事が忙しく時間に余裕がない場合は、”あなた”の方が移動をした方が良いということもあるかと考えます。

時間を節約するためには、新幹線などの移動が適切ですが、そうなると費用がかかる、ということで、遠距離において時間と金銭はバランスをうまくとる必要があります。

工夫③ 出来るだけあらかじめ”会う”計画をする

遠距離ともなると、そうそう気軽に”明日遊ぼう!”なんて行かないことがほとんどと考えます。しかも、お互いが社会人であればそれぞれの予定もあります。そのため、しっかりと予め会う計画を立てておくことが望ましいと考えます。例えば、毎月、第一週目と第三週目の土日は会う等です。第一週目の土日は”相手”が来る、第三週目の土日は”あなた”がいく等、これもまた適切なバランス感を持った”会う”計画を立てるのが良いと考えます。

工夫④ コミュニケーション方法の多様化する(スケジュール共有)

相手(彼氏・彼女)によっては嫌がるかもしれませんが、例えば、Time Treeなどは有名なスケジュール共有アプリのひとつです。スケジュールを共有することでお互いどのような日々を送っているのかがわかることになり、お互いが安心することにもつながりますし、お互いがそのスケジュールをもとに会話をすることも出来ますので”話のネタ”にも使えます。

工夫⑤ 共通の友人を大切にする

言い方は悪いですが、様々な形での”絆”が相手と形成されていると別れにくくなります。そのひとつが共通の友人を介した”絆”です。恋人と別れることが、友人関係にまで影響を与えるかもしれない、という恐れを相手が抱くためです。自分と相手の1対1の関係であればあるほど、周囲に与える影響は少なく、”別れやすい”傾向にあると考えます。そのため、もし共通の友人がいるのであれば共通の友人も大切にするようにしましょう。もしもの時にも友人に協力をしてもらえる可能性も高まります。

工夫⑥ 将来について話し合う

ただ、ダラダラと付き合っているのはお互いにとって良くありません。もちろん、最終的には幸せな結婚生活に至り結果オーライになる可能性もないわけではありませんが、”なんとなく”付き合っているだけではそうならない可能性が高いです。プロポーズは男性(彼氏)からするもの、と思っている方もいるかもしれませんが、”将来”は”二人で決めること”です。

将来についてしっかりと話し合うことは、人生における共通のマイルストーン(結婚)をめざしてお互いが進むために必要なこととなります。お互いめざすものがあるからこそベクトルを合わせて向かっていけること考えます。このゴールが一致していることが付き合いが続くことにもつながると考えます。

さいごに

遠距離、非常に大変かと思います。自分と相手の関係性だけならまだしも、実際には、もし自分がついていくとなったら友人関係、家族関係、と様々なことに影響を与えます。家族(特に親)から親元の近くに残ることを期待されていれば、相手(彼氏・彼女)の行く先についていくのにはそれ相応の覚悟もいるでしょう。

最後に、”貴方”の今後のご多幸を祈念して以上といたします。

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