就活、数々の悩み・困難にぶち当たるでしょう。そんな中でも、内定(合格)先の企業への入社を親から反対されたら、希望している企業の選考参加を反対されたら、それは人によっては非常に悩ましく難しい問題となりえるでしょう。
なまじ、両親が正社員で企業で働いているような場合は尚のことそのバックグラウンドから上から目線での反対意見・口出しもありうるでしょう。
ここでは、就活において、「親の反対」にあった際の親をどう説得するか・どのような反証をするかについて、いち人事としての見解をご紹介したいと思います。
就活での親の反対、どれくらいの人が反対に合う?
レバレジーズ株式会社が運営する新卒向け就職エージェント「career ticket (キャリアチケット)」による「就職活動におけるオヤカクアンケート調査」を参考にすると、
親に就職活動について反対されたことがある学生は22.7%という結果になりました。男子学生は14.8%、女子学生は33.3%の学生が反対されており、女子学生の方が反対されている割合が高いことが分かります。
<調査概要>
調査対象:就職活動中・就職活動の経験がある2020卒・2021卒の大学生
調査時期:2019年9月23日~9月28日
調査方法:インターネット調査
回答者数:300人(男性140人、女性160人)
調査機関:レバレジーズ株式会社 キャリアチケットリサーチ
となります。
ということになります。
何故、親は反対するのか?親が反対する理由は?
子供の将来を心配しているから、つまり、”あなた”のことが心配だから、ということに尽きることがほとんどのケースではありますが、その背景にある何故反対するのか・理由については様々でしょう。ここではその”何故”の可能性についてご紹介いたします。
本項目の最後に言及しますが、もし、親の反対が「親のエゴ」からくる場合、それは非常に厄介です。なぜなら、その反対は子供(”あなた”)のためを思って反対しているわけではなく、親が親自身のエゴために子供(”あなた”)の就職に反対しているためです。
1:就職先の業界の将来性やイメージ
”あなた”が就職をしようとしている業界が、斜陽産業に位置付けられるから、というのは親が反対する理由のひとつとしてありえます。”あなた”の就職先業界は如何でしょうか?今後の需要が見込まれず、事業が衰退していく可能性が高い産業が斜陽産業です。
斜陽産業としてあげられるのは…
等々があげられます。コロナ禍のタイミングではホテル・旅行、航空業界も含まれるかもしれません。
逆にイメージという観点では、昨今イメージが悪化していたのは、
等、過度な労働時間やパワハラ、低処遇等がニュースでも良く取り沙汰される業界としてあげられると考えます。もちろん、全てが”ブラック”な訳ではなく、”イメージ”としてとなります。
2:希望先企業の業績
親によっては企業の業績まで見るケースもあるでしょう。”あなた”の入社希望先の企業が赤字続きであったりすると、将来的なその企業倒産、”あなた”の将来も心配になります。
もし、業績が開示されていないようなケースである場合、その場合は”わからない”ための不安・心配が増大している可能性もあります。
3:企業の社格(知名度・規模等、安定性)
もしかしたら親から言葉として出てくるのは「そんな名前も知らない企業に就職するの?やめておきなさい」なんて乱暴な言葉かもしれません。
これは、名前が売れている≒大手企業、名前が知られていない≒中小企業・ベンチャー企業と認識しているのではないかと考えます。つまり、知名度を含めた”社格”を親が重要視している可能性が高いです。
もちろん、一理あり、大手企業の方が安定性はあり、中小・ベンチャー企業の方が安定性はないかと考えます。
親は、子供に無用な苦労をして欲しくないと思っており、常に将来を心配しています。これはそうです。親は子供(”あなた”)を産んでから二十数年間育ててきたわけです。
さて、そんな親からすると、子供が就職する先の社格は一つの大切な観点で、ここがポイントでの反対も十分にあるでしょう。
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4:ネットで評判が悪いから
反対理由として良く耳にする理由のひとつです。
昔でこそありませんでしたが、今はインターネットで何でも調べられます。ちょっと調べれば非常に多くの企業に対する”口コミ””評価”を見ることが出来ます。OpenWork(旧Vorkers)、転職会議、カイシャの評判等々それを確認できるサイトは様々です。
これらに書いてある口コミを鵜呑みにして、悪いところをあげつらう。なんてことは往々にしてあります。
5:待遇(給与)が悪そうだから
当然、企業のHPやリクナビ・マイナビなどのサイトにおける募集要項にて、”初任給”の確認が出来ます。大卒の初任給、感覚的に「大卒初任給は大体20万円でしょ!」という感覚をもっている方が多いのではなかろうかと思いますが、もちろん初任給は企業によって異なります。(最近は初任給が30万円なんて企業も増えてきました。)
最低賃金から概算を出すと大卒初任給でも約16万円程度という企業もありえます。企業によってはここに各種手当が加わり、トータルで初任給が約20万なり、それを超えるというところもあるでしょう。
給与が低いと、「一人で生活していけるのか」を心配されます。また、初任給が低いことは将来に渡って給与がそこまで上がらないのではないかという面での心配にも及びます。
つまり、言い換えると大きな話で言えば、生涯賃金の低さ、そして、身近な話であれば日々の生活苦に直面するのではないかということが心配されます。
(これらの情報は、前述の口コミサイトでも従業員の投稿をベースにある程度見えてしまうので、やっかいな問題です。)
また、仕事・責任に見合った給与であるならばまだしも、「やりがい搾取」という言葉で話題にもなったように、仕事は多い・責任も重いのに”やりがり”をもってして従業員を酷使しているのではないかという心配もされます。
6:勤務地が遠いから(一人暮らしへの心配)
もし、子供(”あなた”)が親元でずっと暮らしていて、就職を機に勤務地等の問題で一人暮らしとなるような場合、この点が反対の要因となることもあるでしょう。
ずっと親元にいた子供が突然一人暮らしをする。それだけで親は心配になります。今まで親は掃除・洗濯・料理等々家事全般を担ってくれていたハズです。
それをある日突然から、全て子供(”あなた”)がこなさないといけなくなり、かつ、仕事もある。しっかりと出来るのか、と心配になる親は多いです。
7:親のエゴ
子供(”あなた”)の就職に親として過度に期待をしていたり、親の理想を押し付けようとしている。そんな場合もあるでしょう。
「将来は高給取りになって楽をさせて欲しい。」
「親戚にも自慢できるような有名企業に就職して欲しい。」
「実家から通えるところに就職して欲しい。」
…
なんて期待を親として抱いているかもしれません。これらは、”親の都合”でしかなく、子供(”あなた”)にとっては本当に迷惑なことでしょう。
「親の反対」その理由への対応(説明)・反証について
さて、前項にて、親が反対するその理由についていくつかご紹介しました。こちらでは、いち人事・いち採用担当としてその親の反対に対する、対応(説明)・反証についての見解・アイディアをご紹介します。
1:就職先の業界の将来性やイメージ
確かに、斜陽業界への就職は反対されるかもしれません。斜陽の業界に身を置くことは、企業によっては想像以上にハードなのは確かです。
常に厳しい環境・業績下に置かれ、成長産業とはまた違うストレスを受ける可能性も高いでしょう。さて、と、負の面を見てしまうといくらでもネガティブな意見は出てきてしまいますが、”産業””業界”のイメージで反対をされている分にはまだ説得がしやすいかもしれません。
なぜならしっかりと子供(”あなた”)が自分が選んだ「企業」について説明をすれば良いためです。斜陽産業の企業もただ、産業が尻すぼみになるのに合わせて一緒に落ちていく…なんてことはないはずです。しっかりと、次の事業なるものを考え、それを育てているはずです。
有名な代表例ではフィルムメーカーだった富士フィルムの化粧品・医薬品事業をはじめとして、セブンイレブンジャパンのプライベートブランドの立ち上げ等、各社既存事業のみならず新規事業を立ち上げ成長をしています。
斜陽業界への就職自体が親から不安視されるのは止むを得ないと考えますが、就職先の企業の今後の成長戦略について説明をし、そしてそこに自分のやりたいことがある、ということを誠心誠意説明することで親からの理解もすすむかもしれないと考えます。
2:希望先の企業業績
業績が振るわず債務超過(企業が抱える負債が資産の総額を上回っている状態)に陥いっている・陥りそうな場合、確かに、余程の覚悟・意志がない限りはその企業への入社は避けた方がよいかもしれません。中長期的に見た際に企業の倒産リスクが高いためです。
「直近、数年赤字続きである」という程度の話であれば、しっかりと親に説明責任を果たすことで理解してもらえるのではないかと考えます。することは前項と変わりませんが、就職希望先の企業についてしっかりと説明をするということが大切です。
また、栄枯盛衰、企業の業績には浮き沈みがつきものです。日本の大手企業でも多くの企業が赤字続きの頃があったり、大赤字を出すこともあります。
もし、親が直近の数年に目を向けている場合は、中長期的な目でも見てもらう様に話をするのが良いと考えます。
3:企業の社格(知名度・規模等、安定性)
純粋に大企業が良い、と言う意味で親が反対しているとするとそれはやや浅はか。
と、言うのは言い過ぎかもしれませんが。重要視していても止むを得ない要素とも言えるでしょう。ここで言えるのは、「企業に将来性がある」ということと考えます。
やはり、企業の良し悪し含め伝えた上で、”あなた”としてどういった点でその企業を選んだのかを伝えることは大切です。(これはどのポイントでもそうですが。)
知名度についてはそもそも、BtoBメインの企業であれば名前が消費者にとっては知られることがなく低いということもあるでしょう。規模についても事業によってはそもそもそこまでの社員を抱える必要がないということもあるでしょう。
斜陽産業に位置していて、業績も最近振るわず、新しい事業のめもなく…中小企業で業界でのシェア率も低く…となると正直、”私”も止めたくなりますが…。
成長産業に位置していて、業績はこれからだが、事業が育ちつつある、中小企業ではあるが業界での知名度は高い、なんてことが言えると説得材料にもなりうると考えます。
4:ネットで評判が悪いから
まず、ネットには悪い評判の方が多く書かれているということを親にも理解してもらいましょう。
前述した、OpenWork(旧Vorkers)や転職会議、カイシャの評判等々は得手して、その所属している企業から転職をしよう、として登録・口コミを入力しているケースが多いです。
そして、その転職は根っこに”不満”があるから、というケースも多いです。もちろん、現職に不満がなく前向きな転職ということもありますが。
ネットには会社の悪口を書きに来る人は多くいても、わざわざネットに会社の賞賛を書きに来る人は少ないということです。
さらに付け加えるならば…完璧な企業はありません。
どんな企業にも良いところ悪いところがあります。これを言い出すとキリがない。という話もあります。大企業であっても、過労死、パワハラの事象は後を絶ちません。
もちろん、徐々に改善がなされ今後は無くなっていくでしょうが、名だたる大企業である、トヨタ・三菱電機等でもそういった事象はありました。
5:待遇(給与)が悪そうだから
賃金懸念に対して払拭できることは、
①ネットの口コミを拠り所としない、事実(賃金規則・処遇規則等)の把握
企業の賃金規則や賃金カーブが分かればもしかしたら、将来的な賃金の上がり幅によっては親の懸念も払拭出来るかもしれません。ただ、なかなか企業の賃金規則・賃金カーブを入社前に入手することは困難かと思われます。
②賃金以外のメリット
福利厚生が充実していれば、それがあたります。寮があって格安で住める、寮には食堂がついている、なんて福利厚生が明らかであれば、一人暮らしへの心配も払拭できるでしょうし、給与のみではなく、福利厚生もトータルでの話が出来るでしょう。
③キャリア観の話
今となっては一つの会社に定年前まで勤める、なんてケースもむしろ稀になってきました。そこで、相手(親)によりますが、その会社で終えるつもりはなく、あくまでキャリアのスタートであり、その会社だからこそ積める経験がある。その経験・スキルを得て、その上で次のキャリアにすすむんだ。という計画もありと考えます。
④その他
収入がない以上、払拭は難しいですが、待遇(給与)の話であれば、「副収入を得る」と言うのもひとつの方法です。もちろん、社会人になって最初の数年は仕事を覚えることが優先かもしれませんが、昨今は、”副業”も非常にトレンドです。おいそれと親も納得はしないでしょうが、副収入という選択肢もあります。
6:勤務地が遠いから(一人暮らしへの心配)
これが要因で反対をされている場合、子供(”あなた”)がしっかりと独り立ち出来るということを証明するのが一番手っ取り早い方法です。しっかりと、自立が出来ることを約束し、それに向けてコミットすることができれば良いでしょう。
・規則正しい生活をおくる。
・様々な手続き(行政等)を親任せにしない。
・実家で何かしらの家事をひとつは担う。
等々を継続的に行うことで親の心配も払拭出来るのではなかろうかと考えます。
7:親のエゴ
こちらは非常に厄介です。親が親自身の思う形に固執していればしているほど、この「親の反対」を迎え撃つことは困難が伴うでしょう。しかも、この反対は理屈ではないのです。極端に言えば、親の「好き嫌い」なのです。
さて、この親のエゴに対応するには、まずは”共感”というところも大切かと思います。下手に出る様で嫌かもしれませんが、親は親で思うところがあるわけです。
親の思いも、子供(”あなた”)なりに一度受け止め、ただ、自分のことも理解をして欲しい、という思いを伝えていくことが大切かと考えます。
最悪、親に納得してもらうことは諦め、自分の望む道を突っ切るという必要性も出てくるかもしれません。
「親の反対」を減らすには① 日頃のコミュニケーションが大事
仕事ではありませんが、まずひとつは適切な「報連相」が有効と考えます。
冒頭でも参考に紹介をした、レバレジーズ株式会社が運営する新卒向け就職エージェント「career ticket (キャリアチケット)」による「就職活動におけるオヤカクアンケート調査」を参照すると、
親に就職活動について相談をするタイミングとしては、男性は「内定を得た段階で相談」が最も高く、次いで「企業選びの段階」「エントリーシートを書くとき」と続きます。
女性も「内定を得た段階で報告」が最も多く、次いで「企業選びの段階で相談」「就職活動がうまくいかないときに相談」「業界や職種を選ぶとき」と、続く結果となりました。
<調査概要>
調査対象:就職活動中・就職活動の経験がある2020卒・2021卒の大学生
調査時期:2019年9月23日~9月28日
調査方法:インターネット調査
回答者数:300人(男性140人、女性160人)
調査機関:レバレジーズ株式会社 キャリアチケットリサーチ
さて、この中で
「内定を得た時」に相談がなんと、約3割にものぼります。
こうなると親からしても寝耳に水となります、その「内定を得た時」に親が子供から報告を受けた企業の名前が初めて耳にするような企業の場合、「本当に大丈夫か?」という心配が頭をよぎる訳です。
具体的には一緒にHPを見るや会社パンフレットを見る、そして子供(”あなた”)から実際に説明会や先輩社員などから聞いた話を含め説明をしてあげると良いかもしれません。
「親の反対」を減らすには② 日頃の”あなた”の姿勢・行動も大事
親から信頼に足る日常生活を送っているかどうか
これもいざ、就職となった時、親からの反対にあうかどうかに関わってくるでしょう。わかりやすい例で言うと、普段全く、料理も洗濯も片付けもせず、毎朝朝は親に起こされて…なんて子供(”あなた”)が突然4月1日をもって一人暮らしを始める、なんて場合、親からすると「あなた、いきなり一人暮らし出来るの?家から通えるところに勤めた方がいいんじゃないの?」なんて思われるわけです。もちろん、親がやや過保護気味なのかもしれないという要素も含めてですが。
日常をだらしなくおくっていればいるほど、”社会人”をスタートさせる子供(”あなた”)の親からの社会に出た後に子供がうまくやっている姿は想像し難いものになります。そのため、しっかりと日頃の生活・姿勢・行動を律することは大事なことです。
これは、”一人暮らし”という点で直結しますが、それ以外にも関わってくるわけです。
つまり、信頼が不足している”あなた”が選んだ会社は、親から「その会社、本当に大丈夫なの?」と、知らない会社であればあるほど思われてしまうことになります。
普段から、”あなた”がしっかりしていて、親からの信頼を獲得していれば、「あなたがしっかり考えて入社を決めた会社ならきっと大丈夫ね。頑張ってね。」となるハズなのです。
「親の反対」を持っての辞退も最終的には止むなし
子供(”あなた”)としても親の意見を重要視していたり、どうしても親の反対を押し切って、親との関係性を悪化させてまでその企業への入社は…という場合、もちろん、「親の反対」を理由に内定・選考辞退も止むを得ないと考えます。
色々な意見があるでしょう。「親の反対」を理由に辞退する必要はない、親もいつかはわかってくれるという意見であったり、「親の反対」を理由に辞退するなんてみっともない、自分で物事を決められないなんて意見もあるかもしれません。
しかし、どんな理由を持って辞退するかは人それぞれで、その良し悪しもその人それぞれです。
似た様な話では、実は社会に出てからも、嫁(夫)ブロックという言葉があり、30歳、40歳になっても家族からの反対が理由で転職における内定先を辞退する、なんてこともいくらでもおきています。
それを考えると、学生が家族(親)の反対が理由で内定を辞退する、なんて話も全く問題ありません。
ちなみに、嫁(夫)ブロックも反対理由は似た様な理由だったりします。
昔から存在する、二大キーワード「親確」「嫁(夫)ブロック」どちらも本質的には似ているな、と感じます。簡単にいうと、「親確は新卒採用において学生が自社への就職について親が承知しているかという確認のこと」「嫁(夫)ブロックは転職において[…]
「親の反対」対策には就職エージェントを使うのもあり
親も社会を経験した上での発言のため、なかなかそれに対して社会に出たことがない子供(”あなた”)が意見をしても、うまく説明が出来ない、なんてこともあるかもしれません。この様な場合は、同じ社会人の手を使うということもありです。
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丁寧なカウンセリングと学生のキャリアに真剣に向き合ってくれる就活支援会社です。所謂、新卒向けの就職エージェントという位置付けにはなりますが、転職エージェントとは異なり、就職活動を全般的にサポートしてもらうことが出来ます。
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さいごに
「親の反対」、親を大切にしている人であればあるほど、いざ反対にあった際には辛い思いをするかもしれません。そこまでではなくとも、反対にあうということ自体辛いでしょう。
ここまで述べてきましたが、子供(”あなた”)に出来ることは、しっかりと誠心誠意説明を果たすことです。
少し意味合いは異なりますが、アカウンタビリティとも言いますが、説明”責任”ですね。これは社会人になってからずっと組織の中でも求められることになります。
その第一歩としても、しっかり親に説明する責任を果たし切る。その上で、その後のことは考えるということで良いのではないでしょうか。
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