特に在職しながら転職活動をしている方…仕事が忙しければ忙しいほど、転職の面接の日程調整がなかなか合わない!なんてことに遭遇することでしょう。
それもそのはずです、企業によってはその企業の就業時間ないで面接の対応をしたいと考えているはずです。しかし、その”就業時間”は在職中の候補者(”あなた”)にとっても就業時間であるためです。
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面接の日程調整、日程が合わない!調整はどの様に進む?
基本的には以下の2パターンのいずれかとなります。
細かい点では、日程調整はメールで進むケースがあったり、何らかの選考管理システム等を通してシステム上で調整するケースであったり、エージェントを活用していればエージェント経由での調整となります。”あなた”はどのパターンでしたでしょうか?
パターン1 企業主導(企業から候補日連絡が来る)
企業側から候補日の連絡が来るケースです。企業によって調整幅は様々です。例えばですが、以下の様な形での連絡が想定されます。
例① 大枠の日時が提示されその上で”あなた”が提示するパターン
例② 具体的な面接枠が定時され、”あなた”がそこから選ぶパターン
前者は企業主導といえど、”あなた”の予定が比較的優先されているケースです。そのため、この後”あなた”の希望を踏まえて企業側が面接日時を設定することになります。
後者は完全に企業の都合ありきでの面接設定となります。おそらくこの場合、すでに企業側では面接官の仮の予定、面接場所の確保等一定の段取りが組まれた上での日時提示がされているものと考えます。
パターン2 候補者主導(”あなた”から候補日連絡をする)
企業によっては、候補者側から面接対応が可能な日時を引き出した上でその日程に合わせて日程を組む、というスタイルで調整を進めるところもあります。
例① 完全に候補者に任されているパターン
例② 一定の範囲の中で候補者に任されているパターン
前者は完全に任せられているため、その返答の仕方からやや悩むかもしれません。果たして、定時時間外を指定してもいいのか…等です。
この場合は、折角なので必要に応じて時間外・休日・オンライン等の対応が可能か企業に聞いてみるのもアリと考えます。
後者は、企業側としては定時時間内の対応ということを暗に示しています。その上で、一定の期間の中で候補者(”あなた”)がある程度自由に日時を指定することが可能です。
面接の日程調整、日程が合わない!調整に際して勘案すべきことは?
転職の際の企業との日程調整、もしその企業への志望度が高いのであれば、面接日程を最優先に調整するべきです。
そのために、応募企業との調整時には以下のことを意識していただくのが良いと考えます。
特に「②オンライン面接が可能かの確認」「③時間外や休日に対応してもらえるかの確認」は日程を調整するタイミングで先方に聞くのも良いでしょう。
① 年次有給休暇(半休含む)の取得検討
そんなことが出来るのであればやっている…と思われるかもしれませんが、やはり、まずは休みを取れないかを検討することは真っ先にすべきことのひとつです。
丸一日の休みが難しいということであれば、半休、ないし、もし制度があるのであれば時間単位年休等の取得も選択肢としてあると考えます。
② オンライン面接が可能かの確認
オンラインでの面接が可能になるだけで、応募先企業への面接会場へ行く”時間”を省くことが出来ます。そのため、面接の日時調整についても大きく幅が広がることになります。
自宅で朝一に面接をオンライン面接を受けてからフレックス(or遅参)で出社する、または、フレックス(or早退)で少し早めに仕事を切り上げて自宅でオンライン面接を受ける。が可能となります。
場合によっては、会社の昼休み中にオンライン面接を受けることも可能となります。
③ 時間外や休日に対応してもらえるかの確認
どうしても、就業日・就業時間内の面接調整は出来ない、という場合は、先方に時間外や休日での面接対応をしてもらえないかどうかを確認するのも手です。
募集企業も在職中の方であれば、就業時間内に調整をすることはなかなか難しいであろうことは理解をしてくれています。
企業に聞きづらいかもしれませんが、就業時間外(定時前・定時後)、休日での対応が可能かどうかを確認するのもありです。
在職中、しかも忙しい方であれば、平日の就業時間(9時ー17時)の間なんて時間が取れない!なんて方もそれは多くいるのではないでしょうか。さて…転職活動を始めると、さまざまなシュチュエーションにぶつかりますが、ここでは「土日祝・定時後」[…]
面接の日程調整、日程が合わない!再調整をお願いしても大丈夫?
前述の様に諸々勘案をしてFIX(確定)したはずの日程…それでも不測の事態は起こります。
仕事上であれば、急な重要顧客からのアポイント、急な社内での重要な会議設定、”あなた”でなければ対応出来ない業務の突発的な発生、等々上げ出すときりがありません。
仕事上だけではなく、私生活上でも、体調不良や親族の不幸等、起こり得ることは多種多様です。
さて、面接日程の再調整ですが、お願いしても大丈夫なのでしょうか?
後述するリスク・デメリットをしっかりと理解する必要があります。
これも重要です。2回以上になると後述のリスク・デメリットがさらに顕著になります。
一度であっても調整した日時が候補者(”あなた”)主導であった場合は、企業側としては”あなた”の一番都合が良い日時で設定したのに…という感情が発生する可能性もありえます。
面接の日程調整、日程が合わない!再調整をすることのリスク・デメリットは?
① 採用枠が埋まってしまう可能性
当然これは人気の高い求人であればあるほどその傾向は高いです。”あなた”がその求人に魅力を持った様に、他にもその求人に魅力を感じ応募をしている候補者が複数いると考えられます。
そのため、面接までの時間がかかればかかるほど他の候補者が先に合格(内定)してしまう可能性が高まります。
② 転職意欲・企業への志望意欲が低いと見做されてしまう可能性
企業側も候補者が在職中の転職活動であれば、当然、決めた通り全てが上手くいくとは思っていません。そのため一度程度の再調整は想定の範囲内です。しかし、これが一度ならず、二度となると”意欲”が低いと感じる可能性があります。
企業側も面接官の調整や面接場所の確保等手間をかけて内部で調整を行っています、もし、面接官に役員等が含まれるならその調整の困難さは尚更です。
再調整は、候補者(”あなた”)の意欲が低いと悪印象を与えてしまう可能性があげられます。
③ 調整能力が低いと見做されてしまう可能性
再調整、するからにはある程度しっかりとした理由が必要になってきます。その理由次第によっては前述の”意欲”を疑われる可能性はもちろん、場合によっては候補者(”あなた”)の調整能力が低いと見做されてしまう可能性もあります。
候補者(”あなた”)にとっては止むを得ない事情での再調整なのであろうと考えますが、企業側にとっては必ずしもそうでありません。
④ 調整不可を宣告される可能性
企業によってはある程度の候補者を集め、特定の期間でまとめて採用選考を行なっている企業もあります。つまり、企業として採用選考を実施する期間を決めていることがあります。
企業都合ではありますが、候補者全員の面接を同時期に行いしっかりと比較検討をした上で、進めていく。そんなスタイルの企業であった場合、「○月○日までの調整が叶わなかった場合は、辞退と選考辞退と・・・」となる可能性も否めません。
面接の日程調整、日程が合わない!再調整の際の企業(採用担当)への連絡の仕方は?
面接の日程調整、日程が合わない!再調整の際の企業(採用担当)へのメール
件名:(ご連絡)面接日程調整のご相談/〇〇(←氏名)
○○株式会社
採用担当者様
平素よりお世話になっております。
貴社の○○職の求人に応募させていただきました〇〇でございます。
この度は、面接日程のご連絡をいただき誠にありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、○月○日にどうしても貴社にお伺いすることが困難な状況となってしまいました。
誠に申し訳ないのですが、もし可能でしたら、面接日程を再調整させていただくことはできますでしょうか。
現時点、私の再調整が可能な日時は以下の通りとなります。
【日程候補日】
① ○月○日 ○時~○時
② ○月○日 ○時~○時
③ ○月○日 ○時~○時
④ ○月○日 ○時~○時
⑤ ○月○日 ○時~○時
お忙しい中、再度の調整でお手数をおかけしてしまい大変恐縮ではございますが
何卒ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
=========
○○ ○○
TEL:
E-mail:
=========
・また、提示した以上は企業から指定があった場合はその日時で今度こそ必ず対応する必要がありますので、確実に対応ができる日時を提示することが必要になります。
・もし、リスケジュールの連絡が面接日の前日となる場合はメールではなく電話で連絡をする様にしましょう。
面接の日程調整、日程が合わない!再調整の際の企業(採用担当)への電話
お世話になっております。御社の○○職の求人に応募させていただいております○○と申します。明日の面接について相談があり連絡致しました。採用担当の方はいらっしゃいますでしょうか?
・電話が終わったら改めてメールにて一報を入れておくと丁寧です。
転職の日程調整、日程が合わない場合、辞退もあり?
日程調整のやりとりを、2往復も、3往復もしてもお互い(企業ー候補者(”あなた”)の予定が合致しないなんてことも当然あります。
極端な例ですが、時間外・休日には面接対応をしないとしている企業と、平日には休みが取れない候補者(”あなた”)では企業が譲歩するまたは候補者が平日に時間を作る以外では日程が永遠に合わないことになるでしょう。
もし、”あなた”のその企業に対する志望度が低い場合は「日程がなかなか合わない」≒「縁がない企業」と受け止め、辞退をすることは問題ありません。
但し、その際は、その企業に再度応募することは当面差し控えた方が良いでしょう。
もし、”あなた”のその企業に対する志望度が高い場合は、やはり”あなた”が都合をつけるしかりません。
近いうちに都合をつけることができないのであれば、都合がつくタイミングでの調整を企業側に待ってもらうしかありません。
ただ、その際は、日程を再調整する際と同じ様なリスク・デメリット(採用枠の充足、転職・入社意欲や調整能力を疑われる、調整不可を告げられる等)はあり得ます。
面接の日程調整、日程が合わない!転職エージェントの活用がオススメ
これまで述べた、細かな全てを間に転職エージェントが入って調整をしてくれます。企業には直接聞きづらくとも転職エージェントならナチュラルに聞いてくれます。
そして、何より、その企業とある程度付き合いのあるエージェントであれば企業に聞かずともエージェントが把握をしていることすらあります。
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面接の日程調整、転職エージェント活用シーン①
承知いたしました。確認します。ただ、難しい場合もあるかもしれませんので、○○さんも有休・半休等がどこかで取れないかご検討頂けませんでしょうか?
面接の日程調整、転職エージェント活用シーン②
大変申し訳ないのですが、明後日のA社さんの面接ですが、現職で重要な顧客との打ち合わせが入ってしまい、どうしても私がそちらに参加することが必要となり、面接出席が困難となってしまいました。。。申し訳ないのですが、A社さんにもお伝えいただき、出来れば再調整をさせて頂けないでしょうか。
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転職、新卒時の就職活動とはまた異なる点も多く、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に、初めての転職ともなると一体どのように転職をすすめたらいいのかさっぱりということもあるのではないでしょうか?転職サイトを使うのが良いのか、転職エージェ[…]
さいごに
転職活動を始めるとポイントポイントでスムーズに行かない、と感じることが多いでしょう。そのひとつが面接の日程調整です。
特に、自身が在職中の中、複数社の面接が同時に日程調整される場合、会社もそんなに短期間に何度も半休、有休を取るわけには行かない方もいるでしょう。
そうなると、「日程調整」が途端にハードルになります。折角、書類選考に合格したのに、日程が折り合わないが故に面接実施が出来ない…なんてことは候補者・企業双方にとって損失となります。
日程調整が上手くいくことを祈念して以上と致します。
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