転職の際の面接の中で、先方からのオファーのタイミングで、度々言及のあったであろう”入社日”。自分自身の都合、現職での都合、先方(転職先)の都合、諸々自分なりに勘案し、各所調整し、決め切ったはずの一度調整した入社日。
色々な事情あるかと思いますが、当初握った入社日を後になってから早めたい!前倒しは出来ますでしょうか?について、いち人事として考察を述べていきます。
【転職】活用必須 厳選サイト
※いち人事として、いち転職経験者としておすすめする厳選サイト・サービスです。
※求人検索・スカウトサイトは登録を必須として、あとは自分に合った転職エージェントへの登録を!
【全般向け】
リクナビNEXT:求人検索はこちら
リクルートエージェント:求人数約60万件!(内半分は非公開求人)
【ハイクラス向け】
JACリクルートメント:管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化
ASSIGN:若手ハイエンド向け転職サイト(+キャリア・価値観診断)はこちら
リクルートダイレクトスカウト:スカウト型(ハイクラスの非公開求人はこちら)
転職先と一度調整した入社日を早めることは可能か?
YES and NOです。
出来る場合と出来ない場合があります。と、例の如く白黒はっきりつかない回答となりますが、やはり、様々な勘案すべき要素があるからこのような答えとなります。
では、こちらについて「出来るでしょう」という観点と、「いやいや出来ないでしょう」という両方の観点から、以下以降ケースを交えてお伝えしたいと思います。
早めることが出来るかもしれないケース
ケース①:3ヶ月後の予定を2ヶ月後に…
これは喜ばれるケースかと思います。
となる可能性が高いと考えます。
ただ、もちろん細かい話をすれば、企業によるでしょうが、前倒しにするにしてもある程度申告から入社日までに余裕がないと前倒しにすることは出来ません。
いきなり、1ヶ月後の予定でしたが、1週間後に入社出来そうです!なんて言われても、後述しますが「いやいや受け入れる側のこちらにも準備があってですね…」となります。
早めることが出来ないであろうケース
ケース①:転職先の運用上の問題で日付が変えられない
受け側の手続きの話として、中途入社の入社については”1日付け”での入社タイミングしか設けていない等の事情がある場合があります。そんな場合には数日、1週間等細かな入社日の前倒しは転職先にも受け入れてもらえないでしょう。
月途中の入社となると企業側としても、給与計算上の取り扱いや、年次有給休暇付与・管理に関わる部分の取り扱い等々”1日付”で入社頂くよりも色々な取り扱いが煩雑になるケースがあるため避けたいと思っているというのもあるでしょう。
ケース②:受け入れ側としての諸々の準備の関係で早めることが出来ない
ちょっと想像を膨らませて頂くと色々察して頂けることと思いますが、中途採用者に入社して仕事を初日からスタートしてもらうためには、受け入れ側として様々な準備が必要です。
・名刺
・職印
・メールアドレス
・PC
・社員証
等々の各種備品を初日までに準備しておかなければなりません。
もちろん即座に用意できるフットワークの軽い会社もあれば、大きな企業になればなるほど、それらを手配する部門は全部バラバラだったりします。
大企業ともなると諸々揃えるだけで1週間~2週間ほど必要になります。欲を言えば1ヶ月、いち人事として個人的には欲しいです。
ケース③:受け入れ部署の人件費予算的な問題
企業として年間の人件費をきっちりと厳密に部門毎に管理している場合、人を一人前倒しで雇用すると、その分人件費が余計にかかることとなります。
そのため、「早く入りたいです」と言っても、「いやいや、とは言っても人件費予算がね」ということで受け入れを渋ることがあります。
ケース④:既に予定が組まれており申し出のタイミングからは調整が困難
企業によっては入社日から数日間の中途採用者に向けたオンボーディングを行う企業もあったりするかもしれません。
このオンボーディングの内容次第によってはそんな自由に日程調整は出来ないので、当初双方で握った予定日での入社をお願いします。というケースもあります。
入社日を早めるために出来ること
採用担当者に速やかに連絡することがまず大事です。それが唯一の自分自身が出来る入社日を早めるために出来るアクションです。しっかりと理由も説明したその上で、返ってくるボールを待ちましょう。
知っておいて欲しいこと
採用担当者も求人部署と中途採用者である”あなた”との間で調整をしている、調整者という立場でもありますので、この手のリクエストをされるとタイミングによっては迷惑がられてしまいます。
・職場は当然早く来てほしいと思っている
・内定者(”あなた”)も当初より早く入りたい・早く入れると言っている。
この事実だけで、実務を担当している人に皺寄せがいく可能性があります。
本来は1週間かけて準備すればよかったものを、2、3日で対応しないと行けなくなったりするわけです。そのため、もし前倒しが可能となった際には”感謝の気持ち”を一言添えていただければ幸いです。
実は転職エージェントを使っていれば、そのルートでの相談も
転職エージェントは色々なケースを扱っています。そのため、入社日を再調整したい。なんて話はよく聞いている相談の範疇となります。もし、転職エージェントを使っていればそのアドバイザーにも相談してみましょう。
もし、転職エージェントを使わずに活動している方がいましたら、是非エージェントの活動も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
【リクルートエージェント】:業界最大級の求人案件数を誇っております。転職活動の際にエージェントを複数活用するのであればその1社は間違いなくリクルートエージェントにするべきです。(私の会社でも活用しており、担当者・アドバイザーの方の”良さ”は十分にわかっており非常におすすめです。)
20代・第二新卒・既卒の転職ならマイナビジョブ20’s!!:20代の若手でしたらマイナビもおすすめです。私自身は中途採用では関わったことはありませんが、新卒採用でのノウハウもあり、若手向けにはおすすめ出来ると考えます。
さいごに
入社日が早まること自体は基本的には喜ばしいことですが、人を一人受け入れるにあたっては企業によってはそこまで簡単にすむわけでもないことがあります。そのため、もし、入社日を早めたい場合はまずは”相談”をしてください。
【転職】活用必須 厳選サイト
※いち人事として、いち転職経験者としておすすめする厳選サイト・サービスです。
※求人検索・スカウトサイトは登録を必須として、あとは自分に合った転職エージェントへの登録を!
【全般向け】
リクナビNEXT:求人検索はこちら
リクルートエージェント:求人数約60万件!(内半分は非公開求人)
【ハイクラス向け】
JACリクルートメント:管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化
ASSIGN:若手ハイエンド向け転職サイト(+キャリア・価値観診断)はこちら
リクルートダイレクトスカウト:スカウト型(ハイクラスの非公開求人はこちら)
転職活動にて、「合格」となりましたら、いよいよ具体的な入社日付の調整も始まるでしょう。面接の中でも入社可能な日付について確認があるかとは思いますが、この時点では、大体のケースでまだ現職での退職申し出もしておらず正確な現職の退職日付・転職先へ[…]
転職の際の面接の中で、先方からのオファーのタイミングで、度々言及のあったであろう”入社日”。自分自身の都合、現職での都合、先方(転職先)の都合、諸々自分なりに勘案し、各所調整し、決め切ったはずの一度調整した入社日。色々な事情あるかと[…]
転職における面接の質問で幾度となく確認を受ける質問、「いつから働けますか?」についてです。「いつから働けますか?」と面接の場で聞かれても、まだ内定をもらった訳でもないし、会社(上司)と辞めることについて話してすらいない…一体いつ辞め[…]