転職|中途採用面接でお祈りされた(落とされた)5つの理由

人の振り見て我が振り直せ、ですね。面接は大体短くて30分程度~長くて1時間くらいが多いのではないかと思いますが、その限られた時間の中で面接官は皆さん(応募者)から色々な話を聞こうと、いろんな側面から質問を行います。最終的に人材として優秀であってもやはりお祈りせざるを得ないケースがあるのですが、そのお祈りに至る決め手となったポイントをいくつかご紹介したいと思います。色々なポイントが複合的に重なりあって不合格と最終的にはなるのですが、ケースによってはそれだけでNGとなるケースもあるので十分に気をつけて頂きたいと思います。

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転職理由が人のせい、周りのせい、環境のせい

 面接の中で転職理由を述べる際にとにかく周りを責める話し方をする人がいます。これはほぼ一発NGです。転職して会社に入っても同じように責任を周りに求め、自己を省みることがないため、結局同じことが繰り返されてしまうと面接官として考えるからです。完璧な会社はありませんので、自己を省みることも必要です。転職理由を述べる際は、ネガティブな理由ではなく可能な限りポジティブな、前向きな理由で話せるように準備をしておくのが良いです。

※ただ、残業がとにかく多い、残業代が出ない等のコンプライアンス系や上司からのキツイ指導等のハラスメント系など、やむを得ない環境や人に起因する転職理由には面接官も比較的理解を示すケースは多いです。

転職理由が極めて曖昧

 年齢が若い方(第二新卒)にありがちですが、転職理由が極めてあいまいな方が多いです。恐らく、社会人になってから、2年、3年程度で、且つ初めての転職であるため、しっかりと考えきれていないケースが多いのだと思います。“何故、転職?”というところがあやふやで、漠然していると受け取られてしまうケースがあります。

 不明瞭な転職理由は、転職後のギャップにも繋がり結果的に双方とも嬉しくない結果に終わることもあります。この様な場合は、優秀な方であっても、「うちにくるより現職の方が幸せだろう、現職で頑張ってもらった方がいいだろう」ということで、今後の活躍を祈念するケースもままあります。

全く会社の事を調べてこない(何故、弊社?ということに答えられない)

 わざわざ転職にて面接に来て下さっているにも関わらず、会社について全く調べて来ない人がいます。「転職」することが目的化しており、現職でないどこかへという思いで活動をしているのではと思ってしまいます(事実、そうなのかもしれませんが)。会社のホームページすら見てこないのは本当に会社に興味を持って来てもらえているのか?と思い、どんなにきれいな言葉で志望動機を語られても疑心暗鬼は拭えません。結局この様な(会社について調べてこようとしない)姿勢は、入社後のギャップに繋がりやすく積極的に採用したいと思えない理由に繋がってきてしまいます。

 会社としても、もし能力が同程度の候補者の方が二人居たならば、折角来ていただくならより弊社に来たい!と思っている人の方を優先したいと思うのが人情でもありますね(会社側のビジネスライクな都合を言ってしまえば、その方が内定辞退される可能性も低いですしね!)

現職で何もやり遂げていない、やり遂げようとしていない

 社会人年数にある程度応じた成果を期待しているもので、決して大層なことを言っているわけではないのですが、現職での頑張り、達成したことが何も見受けられない。転職後にも自社に入って活躍してもらいたい、と思って面接をしているけれども、そのベースとなる判断できる材料がないケースですね。入社後1年以内の転職であればまだ許されもしますが、入社後3年、5年、10年となるにつれて、一体現職では何をやり遂げたか、どんな成果を出したかというのは応募者を判断するにあたって極めて重要なポイントになってきます。それが無ければ、会社としてその人を買うことが出来ないのです。

 現職での自分のベストプラクティスをしっかりと話せるようにして頂き、その取り組みにおける苦労した点、それをどのように乗り越えたか、どのような点で工夫をしたのか等々付随することについても話せるようにしておいていただくのが吉です。

 中堅以降の方はこれまでのキャリアの中で探せばきっと語れることはあるはずです。社会人になってから数年の若手の方は、必ずしも成果を出した話である必要はないですが、その成果を出すために頑張った、結果は失敗だったけれどもチャレンジした話でも可です。

現職内で“変える”チャレンジをしていない。

 様々な転職理由があるかと思いますが、その理由が転職でないと解決できないケースと、転職せずとも現職内で解決できるケースに大きく分けられるかと思います。特に現職内で解決できるかもしれないケースでは、現職において行動を起こしてみたかということも面接官が気にするポイントの一つでもあります。

 シンプルな例で、「地方勤務から都内勤務に変わりたい」という思いが転職の理由にあったとすると、まず極めて簡単なアプローチ方法で言えば、上司に相談をしてみたかどうかです。社内で何の行動も起こさず、結果、そのままそれが転職に繋がっているとすると、現職内で問題に向き合わずに安易な方法(転職)に“逃げ”ていると判断されるケースがあります。面接官はもしかしたら自分がその応募者の上司になるかもしれないという視点でも面接をしているわけですが、何も上司に相談せずに外に活路を見出して行ってしまう部下は困ると感じてしまうわけですね。

まとめ

 さて、如何でしたでしょうか。中途採用の面接で面接官がおとした理由でした。もちろんこの他にも色々な要因でお祈りをさせて頂くことがあります。人の振り見て我が振り直せ、冒頭にも書かせ頂きましたが、是非本記事から少しでも自身を省みて頂き、何らかの皆さんの“気付き”のお助けが出来たのなら幸いです。会社-応募者の双方の期待することがマッチしなかったら、それはつまり、“縁”がなかったとなるわけですが、この縁は気を付けるポイント理解したり、対策をしたりすることで近づけることは出来るわけですね。是非、皆さんに良いご縁があることを!

補足 実はこれらはエージェントの活用で解消できる!?

結局、これらの落とされた理由と言うのは、予めわかっていれば解決出来ることも多いです。そういった転職時の面接でのポイントを教えてくれるのも転職エージェントだったりします。転職エージェントも1社だけではなく、複数社使うことでより良い転職に繋がりますので、いくつか登録してみてはいかがでしょうか。

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