チーム、組織というのはある意味、皆がそれぞれ与えられた“役割”でまわっています。特に、グループディスカッションのようなその日に初めて会うメンバーで議論を行う場合はこの最初にピックアップした“役割”というのは非常に重要になりえます。なぜなら、その“役割”をピックした人には、その責任を果たすことを周りも、面接官も期待するからです。本記事では、その“役割”、つまり、書記を選んだ際の立ち回りについて考えます。
書記の役割とは
書記は
「メンバの発言、議論内容、その経過をメモし、残すこと」
が主な役割となります。
書記がまとめた内容は最終的には“発表”が存在する場合は非常に有用な資料となることもあります。
書記の絶対やってはいけないこと
それはただのメモ取りに成り下がることです。
ひたすら紙に書くことに集中し、皆の一言一句を逃すまいと、ただひたすら書き続けることです。
“書記”という役割を果たすために必死にそれに徹していることはわかりますが、グループディスカッションですので書記をしてるからと言って発言数が少なかったり、発言しなかったりすることが許されるわけではありません。
書記がなすべきこと・書記の強み
このなすべきこと・強みをもって合格をもぎとるわけですが、
それは、議論におけるメンバの発言をペンと紙をもって整理・可視化し議論を前に進めていくことです。
一通り議論において周りの意見が出そろったタイミングで、皆に見えるように、紙とペンを用いて、図示(見える化)しながら、
皆さんそれぞれの意見を整理すると、〇〇な観点と、△△な観点、××な観点の3つに分けられるのではないでしょうか?これら三つの観点で、それぞれまた意見をだして、整理していく、というのはどうでしょうか?
と、進めていくと良いです。上記は具体的テーマを限定せず、あくまで、節目節目での想定発言ですが、書記としての役割を踏まえてさらに踏み込んで、書記の役割を武器に議論に入り込んでいく。ということを行っていくことが大切です。
まとめ
役割を読んで頂いて理解いただけたのではないかと思いますが、全ての役割において“リーダーシップ”は求められています。議論をまとめていくのはリーダーの役割では?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。メンバー一人一人に求められています。その“リーダーシップ”をどのように発揮するのかが問われています。書記として、リーダーシップを発揮できれば、合格は出来ると考えます。
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