Web面接、準備万端態勢を整え、いざ企業から送られてきたURLへログイン・入室、といつまで経っても入室が許可されない、相手(面接官)が現れない・入ってこないなんてこと、あるのではないでしょうか?
今まさにそんなシチュエーションに遭遇してこの記事を読んでいただいている方、または、そんな場合にどうしたらいいか予め備えておきたいと思って読んでいたいている方、様々かと思います。
ここではいち人事担当者として、Web面接が予定の時間を過ぎてもなかなか始まらない、相手(面接官)が来ない時の対処法についてご紹介致します。
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Web面接、臨むにあたっての注意点は?
Web面接の参加に際して注意しておきたいことは事前チェックも含めていくつかあります。是非、以下も参考にしてみてください。
新型コロナの影響で一気に広がりを見せたWeb面接(オンライン面接/リモート面接)ですが、通常の面接とはまた違うポイントで気を付けると良いことがいくつかあるなと、Web面接を実施しており感じていました。Web面接を受ける応募者側として[…]
Web面接、始まらない・相手(面接官)が来ない。考えられる理由って?
何故来ないのか、コレがわかったところで候補者側で出来ることは少ないかと思います。時間通りに面接官が来れない理由、来れなかった理由の説明がない場合もあるでしょう。
ここでは考えうる理由について、”あなた”の想像の範囲内かと思いますが、説明します。
1:前の打ち合わせが長引いている
本来であれば社外のお客様との打ち合わせとも言える、面接を優先すべきではありますが、場合によっては面接官が社内または社外の重要な打ち合わせ等に参加していた場合、そこからなかなか抜け出せない状況にあるということも考えられます。
2:前の面接が長引いている
大企業の新卒採用の面接などになると、面接官が丸一日終日面接対応をしているなんてことが当たり前です。企業によっては20分30分刻みの5分休憩!みたいなスタイルで一日に10人以上も面接をすることもあります。
面接官と候補者の組み合わせによっては、その面接時間がオーバーしてしまうこともままあります。そうなると、どんどん後ろずれして、次のWeb面接に面接官が遅れてしまう可能性が出てきます。
新卒に限らず、転職の場合も面接を立て続けに組んでいたりする場合は前の面接が長引いて、なんてことは十分考えられます。
この様な理由であった場合には、その面接官はしっかりと話を最後まで聞いてくれる面接官でもありうるということで”良い”ことかもしれません。
3:面接官同士の打合せが行われ、それが長引いている
いち人事として大変申し訳ないのですが、時間通りにWeb面接のミーティングルームにアクセスいただいた候補者の方を5分程度入室を許可せずに待たせてしまうこともあります。
それは、その同じURLのミーティングルーム内で、面接官同士で面接前の簡単な打ち合わせをしていたりするためです。
これからの面接で候補者の人のどんなところを聞こう、どんなところが気になっているか、という面接官同士の意見交換・すり合わせをしていることがあります。
それが時間がかかってしまい、数分候補者の方をお待たせしてしまう。なんてこともあります。
4:ネットワークトラブル
Web面接において必ずあるトラブルがネットワークトラブルです。なかなかスムーズにミーティングURLに面接官が入れずに手間取っているなんてことも想定できます。
ただ、この場合は、相手は面接が始まる、始まっていることを認識しているため、待っていればそのうち入室があったり、場合によっては企業側から電話等で連絡が入るでしょう。
5:忘れられている等のなんらかの企業側の不手際
面接官が何かを誤解し別のミーティングURLに入室して待機していた、面接官がすっかり面接の予定を忘れていた等々なんらかの企業側に不手際があり、Web面接が始まらない・相手(面接官)が来ないなんて可能性もあります。
6:その他予期せぬトラブル
期せぬトラブル、”予期せぬ”と言っても何処かでは起こっているトラブルと考えます。会社全体のネットワークトラブルでその企業がインターネットに接続できない状況に陥ってしまっている、なんてことも予期せぬトラブルのひとつです。
その他にも、面接官に何かが起こっているということも考えられます。面接官が出張中に交通遅延に巻き込まれてしまっていて時間通りにWeb面接にアクセス出来ていない、面接官がお客さん先の急な事故対応のため面接が出来なくなってしまっている、等もあり得ます。
Web面接、始まらない・相手(面接官)が来ない時の対処法
1:まずは、しばらく焦らず待つ(5分程度)
対面面接の場合でも、企業の面接会場についてどこかの待合室なり待合スペースに一度案内がされ、そこでしばらくお待ちください、なんて形で進むことが大体です。
待合室で待っている間、候補者の方は、自分の履歴書を見返したり、企業のパンフレットを見たりと思い思いに過ごすわけですが、面接が時間ぴったりには始まらずに、面接官の準備が整うまで開始時間が過ぎても数分待たされることもままあるでしょう。
つまり、Web面接も同様で、面接官の準備が裏で整うまで、待たされていることもありうるということです。そのため、まずは5分程度は待ってみる、ということを行っていただけましたら幸いです。
もしかしたら、何らかの都合で面接の開始時間が遅れるメールなどの連絡が入っているかもしれませんので、メールボックスを確認してみる、なども行ってみるのも良いと考えます。
2:10分たってもWeb面接が始まらない、面接官が来ない場合は電話をする
10分たっても面接が始まらない場合、これは何かが起こっているに違いありません。そのため、企業に電話をするのが良いと考えます。
電話での連絡例
3:電話が繋がらなかった場合はメールをする
電話が企業の代表電話や固定電話番号の場合はそのオフィスにいる”誰か”につながるかと思いますし、その電話に出てもらった人にまずは事情を説明して、担当者等に取り次いでもらうという事が出来ると考えます。
しかし、連絡先が所謂、携帯の電話番号等となると、その担当者の方が出れない状況にいれば、何度かけても電話に出てもらえないというシチュエーションに陥る可能性もなくはないと考えます。
この場合、電話が繋がらなった場合は、メールで一報を入れておくことをお勧めします。
メールでの連絡例
件名:○月○日XX:XX~Web面接の予定について(”氏名”)
株式会社 △△
採用担当者様
お世話になっております。○○と申します。(※学生の場合は大学名も入れましょう)
何度かお電話を差し上げたのですが繋がらず、メールでの連絡となり恐縮です。
本日、XX:XX~Web面接の予定を頂戴していたのですが、
まだ面接官の方がいらっしゃっておらず、お忙しいところお手数をおかけし
申し訳ないのですが、ご確認いただけませんでしょうか。
連絡が行き違いになっておりましたら大変申し訳ありませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。
============
○○ ○○ (※学生の場合は大学名も入れましょう)
TEL:XXX-XXXX-XXXX
E-mail:XXXX@XXXX
============
Web面接、相手(面接官)が遅れたことが合否に影響する?
企業側として、また、あるべき論として、面接官が遅れたことが合否に影響を与えることがあってはなりません。そのため、
しかしながら、全く影響がゼロかと言われると必ずしもそうではないこともあります。
面接官が遅れたことにより、面接時間に影響が出た(面接時間が短くなった)のであれば、その差はつまり面接官-候補者間のコミュ二ケーション量が減ることでもあり、それは面接での評価のための判断材料が減ることでもあります。
例えば、面接官は通常30分の面接で判断していた合否を、10分遅れで時間通り終了した場合、20分の面接で合否を判断しないといけなくなる訳です。それが、合否に影響を与える可能性はゼロではありません。
余談
実際、合否を判定する場ではいろいろな会話が交わされます。それは本質的では無い話もあり、場合によってはその様なやりとりを見られたら一体面接とは…と思われてしまう様な会話も繰り広げられていたりします。以下はそんなやりとりの一例です。
面接官A:大変申し訳なかったんだが、10分ほど面接に遅れてしまって。本来は30分のところ次の都合もあり20分しか面接が出来なかった。
採用担当:それは…候補者の方にはお詫びはしていただけてますか?大丈夫でしたか?
面接官A:もちろんお詫びはしたし、面接でもしっかりと話はした。ただ、やっぱり20分は短かったな。見切れなかった部分もある。もう少し話を聞いてみたいと思う部分もあった。~~~な点はすごく評価出来る。
採用担当:では…1次面接は合格として2次面接の案内をしますね。明確に不合格と言えなければ、Aさんが遅刻して充分な面接をしてもらえていないのに落とされた、なんてトラブルになっても困りますし…。次からは気をつけてください。
人材要件に照らし合わせて合否をもちろん判断するという前提ではありますが、その他の観点でこの様なやりとりがなされたり…もあります。
Web面接、就活・転職エージェントを活用して模擬面接をするのが効果的
Web面接での、自分の相手への見え方は、対面での面接とはまた異なります。実際に、エージェントの目からもしっかりとみてもらうことでWeb面接に臨む準備が出来ます。
そのため、実際にエージェント経由で入社するかはさておき情報収集・面接指導等のメリット享受のためにエージェントを活用することはオススメです。
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さいごに
Web面接では、対面面接以上に細かなトラブルが発生する度合いが多いといち人事としては感じています。Web面接が始まらない、相手(面接官)が来ない、そんなことに遭遇することも珍しく無いと考えます。そんなシチュエーションに本記事が少しでも参考になれば幸いです。
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