就活|大学1・2年生の就活準備・対策、何から始める?何をする?【インターンシップは必須!】

就活の本番は大学3年生(大学院1年生)になってから徐々に盛り上がり12月頃から一気に盛り上りが高まってくるのではないでしょうか。

”早い”話をしだすときりがないほどに早くいタイミングから企業によっては採用活動は推進されており、外資系やベンチャー企業などでは学生が大学3年生になったその年内に選考が始まり終了するところもあります。

日系の大手企業の多くは、過去は経団連、今は政府の就職・採用活動に関する要請に従い、採用活動を推進しています。しかし、学生側の就職活動には制限はありません。

大学1・2年生、早くから準備が出来るのであれば是非そうしましょう。社会に出る第一歩は思っている以上に重要です

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そもそも、就活っていつから始まるの?スケジュール感は?

就職活動スケジュール概要

1:大学3年生(大学院1年生) 4月~6月頃:情報収集スタート

2:大学3年生(大学院1年生) 7月~2月頃:インターンシップへの参加
※外資系やベンチャー企業などはもうこのタイミングから採用選考が開始されている企業も多くあります。

3:大学3年生(大学院1年生) 3月:採用情報の公開解禁
※日系企業の多くはこの3月に入ってから採用情報(選考スケジュール等)を公開します。

4:大学4年生(大学院2年生) 6月:採用選考
※この”採用選考”は名ばかりになっているケースも多く3月、4月、5月に既に何らかの形で選考をしている企業が多いのが実態です。

学生の多くは大学3年生になってから就職活動を始める人が多いでしょう。

ただ、夏季インターンシップは募集が6月1日開始・6月下旬締切という企業も非常に多いです。こうなると、実質的に、早い人は既に2年生の3月頃から夏季インターンシップに向けて準備を始まるということでもあります。

就活に取り組むには早いにこしたことはない

前述が一般的な就職活動スケジュールでしたが、ベンチャー・中小企業・外資等の企業はまた動きがやや異なります。

外資等では非常に早くから採用情報も公開しており、大学3年生の10月前後頃には選考が開始され、年内に採用活動を終了させていている企業も多くあります。

ベンチャー企業では前述よりもやや早めであったり、一方で中小企業では、あえて、大手の選考が一巡した頃6月頃から開始するケースもあります。

大学1・2年生から就活を進めるメリット

大学3年生に始めることとの違いはやはり、”時間”です。この”時間”があるため、しっかりと、自分のやりたいこと・将来を見定め、就職活動に向けた準備、将来に向けた準備が出来ることが、メリットです。

準備期間が長いため様々な業界・企業研究が出来る

自分の可能性を最大限に広げることができる、と考えます。

業界だけでも、メーカー(食品・玩具・自動車・機械・鉄鋼等々)、小売(スーパー・コンビニ等)、金融(銀行・証券・クレジット・生命保険・損害保険等々)、上げ出すとキリがありません。数え方次第では70、80もの数が業界には存在しています。

そして会社の数、これも非常に多くがありますが、大企業に絞ってもその数およそ1万社。

当然全ての業界・企業を見るわけではないのですが、業界を絞り、規模で絞り、と様々な条件で絞っていってその中から自身としていきたいと思える企業を見つけていくことになります。これに時間をさけることはその分、自分が行きたい企業に行ける可能性が高くなり有利と言えます。

しっかりと自分のやりたいことを見定めることが出来る

世の中に仕事はたくさん溢れています。一体どんな仕事に携わりたいと思えるかをしっかりと考えることが出来るのは、大学1・2年生だからこそだと考えます。

大学生3年生の就職活動のタイミングになってからでは実は遅いと考えます。もちろん、走りながら考えるということが出来ないわけではありませんが。

前項では、業界・企業について触れましたが、そこに職種(営業、商品企画・開発、マーケティング、経理・財務、広報、人事・総務等々)の一般的な職種を掛け合わせるだけで、その選択肢の数は、何百、何千にもなります。

なんと、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、日本にある職種(仕事)の数はなんと 約1万7000種類以上もある様子です。大変な数ですね。この中から1つが、”あなた”の仕事になるわけです。

将来必要とされるスキルを事前に習得することが出来る

さて…めざす業界・職種(仕事)が定まってくると、それに向けた事前のスキル習得も行っていけることになります。事前にスキルを磨いておくと、企業も”あなた”の本気度合いを受け取ることが出来ます。

グローバルに活躍したいから英語スキルを磨いてきた、SEとして活躍したいからIT系の資格(基本情報・応用情報等)を取得してきた、等々です。

資格さえあれば採用となるわけではありません。しかし、資格は裏付けになります。難易度の高い資格であればその頑張りももちろん評価されます。

 

大学1・2年生からの就活はどっぷりする必要はありません。じっくり・ゆっくりで問題ありません。

大学1・2年生におすすめの就活準備・対策・何から始める?

その① 己を知る(内的キャリアの醸成・自己分析)

これは、社会人になってからも実は続きます(続ける必要があります)。人生100年時代、リカレント教育、WIll・Can・Must、色々なキャリアに関わるキーワードが世の中にはありますが、実は、企業でも従業員の”自律的なキャリア形成”に非常に熱い視線をおくっています。このキャリア形成にあたって重要なのは、「己を知る(自己分析)」だったりもします。

自己分析では良くあるのは、自分自身がどんな性格なのか、自分自身のやりがいは何か、何のために働くのか、等々

内的キャリアとも言いますが、自分にとっての働くことの意義や価値について知ることです。自分の性格については最近は様々な就活サービスのサイトで検査を提供しているので是非受けてみてはいかがでしょうか。

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その② 業界・企業研究(合同説明会への参加)

就職したい業界・企業と携わる仕事(職種)はじっくりと考えるのが良いです。こちらは、その”業界””企業”についてとなります。

業界そのものに関して広く学べる様な説明会の機会はなかなか無いため、それぞれの業界に属する代表的な企業の説明会を聞くことで、その業界についても学んでいくというスタイルが良いかと考えます。

”やりたいこと”を度外視するのであれば、やはり、成長産業に所属している大企業をめざしていくのが良いと考えます。逆に斜陽産業に所属している企業は避けた方が良いでしょう。

まずは、書籍などを購入して興味のある業界・ない業界関係なく全てを一読してみることをおすすめします。発見があるかもしれません。

そして、最近は説明会も1年生・2年生でも参加できるようになってきていますので、時間があれば是非聞いてみましょう。まずは、聞けるところから聞いてみるということでよいと考えます。

その③ 職種研究

意外と多くの学生がおそろかになっていると考えるのが、職種研究です。

まだまだ日本の企業では、”総合職”として、従事職種を企業側が主導して決めていたり、職種間のジョブローテーションが存在している企業も多くあります。

しかし、最近は、”ジョブ型”というキーワードも出て来ましたし、職種別に採用を行う企業も増えて来ました。また、転職市場で顕著ですが、当然、求める専門性が高ければ高いほどその職種経験者を企業は求めます。

つまり、未経験職種へのキャリアチェンジはなかなか難しい実態もあったりします。

社会における”キャリア”は職種を軸に形成されていくであろう、ということになります。(ここに業界的な要素も加わりますが。)

<職種例>
コンサルタント、マーケティング、営業職(個人・法人)、企画・広報、人事・総務、経理・財務、調達、生産管理、品質保証、SE、設計開発(機械・電気電子・ソフト・ファーム等々)、研究開発、etc.

その④ インターンへの積極参加

インターンシップの形も様々ではありますが、インターンへの参加は、社員の人との交流とその他の参加している学生同志の交流に期待が出来ます。

インターンシップを通して、業界・企業・職種について知れることはもちろん、社員や学生との交流を通して多様な意見に触れられるでしょう。

この経験は、”あなた”に新しい気づきを与えてくれたり、視野を広げてくれたりすることにもつながります。

是非、インターンにも積極的に参加してみましょう。

余談ですが、大手人気企業のインターンシップは採用選考よりも倍率が高いケースもあります。また、選考時と同等のエントリーシートが求められたり、適性検査の受検の必要性もあり得ます。ある種”模擬選考”としてのチャレンジにもなりえるかもしれません。

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その⑤ OB・OG訪問

業界・企業・職種研究にも大きく寄与しますが、OB・OG訪問は社会に出てから、自分がもしその会社に入ったら、社会人になったらというイメージを具体化するために最も効果的な方法です。

OB・OGの人たちがどんな働き方をしているのか、どんな思いで仕事に取り組んでいるのか、どんな目標に向かっているのか…OB・OGの人達だからこそ聞けるディープなトピックがたくさんありますので、これは是非取り組んで頂きたいです。

先輩社会人の私生活なんかについて聞くことも将来の会社に入ってからの夢が膨らむ良いトピックかもしれませんね。

※OB・OG訪問をする際には十分に気をつけて臨みましょう。


これらをすることで就活の「軸」も定まってくるものと考えます。


その⑥ 選考(書類選考・面接等)対策準備

大学1・2年生からどの程度以下準備・対策について取り組むのかという話はありますが、採用選考においては、以下のような選考段階を踏むこととなります。

①書類選考(エントリーシート(ES))
②書類選考(適性検査)
③面接複数回(グループ面接・グループディスカッション等含む)

ESでは、志望動機や学生時代に力を入れて取り組んだこと、自己PRまた企業毎に用意された個別の設問に対する準備が必要です。

適性検査では企業に応じて、SPI、CAB、GAB、玉手箱などの能力試験・性格検査も用意されています。

そしてさらに企業によって面接スタイルもグループ面接があったりグループディスカッション(GD)があったり様々です。特に、GDは難易度が高いでしょう。これら全てに事前の対策・準備が必要となります。

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その⑦ 自己研鑽(資格取得等)

汎用的なものはTOEIC等の語学の資格取得です。多くの日本企業がグローバル化しており、海外に向けてもサービス・製品をおくりだしています。そんな中で”英語”はまだまだひとつの共通的に様々な企業で求められるスキルのひとつとなっています。

また、ここまでの段階で希望の職種が絞り込めている場合、この大学1・2年生のタイミングから入社後を見据えた資格取得を進めることも出来ます。これは入社後のスタートダッシュにも繋がるためとても良い取り組みと考えます。

例えば…以下の様な資格試験の取得が考えられます。

■経理・財務志望:
日商簿記3級・2級等
■人事・総務志望:
衛生管理者1種または2種等 ※社会保険労務士などもありますがハードルは高いです。
■SE・ソフト設計開発志望:
基本情報技術者試験・応用情報技術者試験等
■保険・金融業界のリテール営業志望:
ファイナンシャルプランナー3級・2級等

大学1・2年生、就活も大事だけど学業・遊びも大切に

大体の人には一生に一度の大学生活となります。就活を見据えた各種準備・対策も大切ですが、それ以上に学業・遊びも大切です。これは大学3・4年生にもいち人事として必ず伝えています。

学生
入社までに何か勉強しておいた方がいいことはありますか?

数え切れないほどこの質問は受けます。もちろん、人事としてお答え出来るものはあります。

人事
「英語は必ず使うので英語の勉強はしておいた方がいいですね。目安はTOEIC・・・です。」
「そうですね。○○(プログラミング言語)は勉強しておいていただけると嬉しいです。」
「ITパスポートは取っておいてもいいかもしれません。」

等々職種に応じてありますが…それ以上に、やはり

人事
学生時代だからこそ出来ることに一番力を注いでください!

というのがいち人事として、いち採用担当者として、いち社会人の先輩としてのメッセージになります。

さいごに

いち人事として、自分自身を振り返ってみると大学1・2年生頃から徐々に社会に出るということに目を向けてた方が良かったなと感じます。

就職のための就活は視野が狭くなりがちであったり、会社のことも条件面で選びがちになってしまっていたりしたなと感じます。”大切なこと”を考えるために使える時間をとれるのはこの大学1・2年生だからこそです。

大学3年生になってからでもまだ間に合うかもしれませんが、”就活の軸”の本質的なところは大学1・2年生の頃から意識してこそより醸成されていくものと考えます。

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