就活・転職|面接後のお礼メールは送るべきか・合否に影響あり!?(例文つき)

就職(新卒)・転職活動をしていて気になる一つがこの、面接後のお礼メールは送るべきかどうか?についてではないでしょうか。そして更に気になるのは、お礼メールを送ったこと送らなかったことが面接の合否に影響を与えるかどうか?といったところではないでしょうか。ここではいち人事の経験を踏まえてあくまで一例ですがそこまで踏み込んだ話をさせて頂きたいと思います。

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お礼メールは送るべきか?

余裕があれば送るべきです。

面接の後にお礼メールを送ることは、先方に良い印象を与える可能性があります。何千人もの経験者・新卒採用の面接を見てきましたが、その中でお礼のメールを送ってきてくださる方は体感として、4、50人に1人程度です。

正直、お礼メールを送ってくださる方の方が圧倒的に少ないため、その一通は一定期間良い意味で記憶にも残ります。

逆に言うなれば、ほとんどの人が送らないため、お礼メールを送らなかったからといってマイナスになるわけではありません。送ったからからといって選考上必ずプラスになるかと言われるとそこまでのものでもないため、”余裕があれば””迷っているのであれば”送りましょう。ということになります。

お礼メールは合否に影響を与えるか?

基本的には影響を与えません。

が、まれに与えることがあります。

不合格判定がお礼メールで合格に覆る可能性は低いです。しかしながら、企業が合否の判定に非常に悩んでいる場合、お礼メールが合格判断の後押しになる可能性はゼロではありません。

いち人事担当として、お礼メールを受け取ったら関係者に

人事
今日面接をした○○さんからお礼のメールが届いたので共有します。
面接を通して会社についてより魅力に感じてくれた様子で嬉しい限りです。
とても志望度も高く持って頂いている様子です。

と連携します。マイナスに働くわけがないですね。

お礼メールはいつ送るべきか?

お礼メールを送るべきタイミング(面接後即日〜翌日)

面接終了後可能な限り早いタイミング、出来れば面接を実施したその日中で送るべきです。極端に言えば、事前に送る文面をある程度用意しておくべきでしょう。

そして面接終了後にあらかじめ作っておいた文章に面接での所感等を2~3文追記した上で、お礼メールは迅速に出すべきです。遅くとも翌日中には出しましょう。

何故なら、せっかく送るのであれば合否検討に良い影響を与えるかもしれない可能性を鑑みて、その結論を出される前に、検討に際して少しでもプラスの材料としてもらえるようにするためです。

お礼メールを送るべきではないタイミング(面接後2日目以降〜)

前述で、面接日のその日中または遅くともその翌日中と書きましたが、こちらはつまり2日以降は出す必要はありません。

受け取り側の感覚も大いに影響してくるところではありますが、時が経てば立つほど、お礼メールを受け取った側は
「ん?あ、3日前(4日前)に面接した○○さんか…ちょうど、不合格って昨日決定したんだったな。」
「もらう分にはありがたいけど、なんでこんなタイミングで…合格判断にはしたけど、少し心配になってきた。」
と、受け止め方も非常にドライになっていきます。

お礼メールを送ることが必須ではありませんし、お礼メールの有り・無しを持って合否が決まるわけではありませんのでタイミングを逸してしまっていましたら、余程の事情がない限りは、お礼メールを送ることは差し控えましょう。

お礼メールを書く際の留意事項

礼儀正しく、社会人として丁寧な文章を心がける

どんなに面接で話が盛り上がって打ち解けた感じがしても、お礼メールでくだけた文章を書くことはお勧めしません。そこはしっかりと、TPOをわきまえて社会人としてビジネス文章で書きましょう。

インターネットの例文を拾ってきてコピー&ペーストをしない

採用担当として、ふと気になりお礼メールをGoogle検索した経験があります。すると、そのまま同じ文章が出てくるではありませんか。それが合否の判断に影響を与えたわけではありませんでしたが、ありがたく感じたお礼メールも一気にしらけてしまいました。(同様の経験が、内定辞退メールでもあります。)

思わず、関係者共有の際も

人事(私)
面接でお話しした○○さんから、お礼のメールがありました。何処かで見たような文章で、ふと気になったのでGoogle検索してみたらネットからのコピー&ペーストでした。なんか残念な気持ちになりました。

と展開してしまいました。

面接のお礼を伝えるという主旨を忘れない

お礼メールは、伝える内容次第によっては面接の中では伝えきれなかった応募先への思いなどを改めて伝えられる良いチャンスでもあります。そのため、面接で上手く伝えられなかったかも、と不安に感じていると、色々メールの中でも書きたくなってしまうかもしれません。お礼メールにそれとなく織り交ぜて連絡をしてみるというのは良いと思いますが、あくまで”お礼”を伝える趣旨が第一ですので、変に自己PR(主張)が前面に出ないように十分に注意ください

 

せっかくお礼メールをうっても、本来であればプラスにしか働き得ないものが、マイナスに働いてしまうのは非常にもったいないです。せっかく送るのであればしっかりと内容を吟味して送りましょう。

お礼メールのサンプル(例文)

以下に記載しますが、前述の通り絶対にコピー&ペーストして使わないでください。
あくまで一例ということで、自身なりにパラフレーズ等行い文章を用意ください。

件名:
【面接の御礼】○○ ○○ ←ご自身のお名前を入れましょう。

本文:
△△株式会社
人事部 採用担当者様  ←名前が分かれば名前を入れましょう。

本日、面接の機会を頂戴しました○○ ○○です。
この度はお忙しい中、貴重な面接の機会を頂きまして誠にありがとうございました。
面接の中で貴社についてのお話をより詳しくお伺いすることができ、
貴社で仕事をしたいという気持ちが更に強くなりました。

特に、 ~中略~ に関してはとても強く興味を持ち、ご縁があった際には是非、
自分のこれまでの経験を活かし貴社に貢献できたらと考えております。

取り急ぎ、面接の御礼と御社への思いを伝えさせて頂きたいと考えメール致しました。
何卒ご検討の程宜しくお願い致します。

○○ ○○
TEL:XXX XXXX XXXX
E-mail:XXXX@XXX

お礼メールに対する会社からの返信への返信は必要か?

お礼メールを出したからには、自分の出したお礼メールの企業の返信に対する返信まで、ここまではやり切りましょう。

自分のメールで終わらせることが適切ですし、流石に企業側も”あなた”のお礼メールに対して返信したメールに対する”あなた”の返信メールにまで返事を出そうとは思いません。

何度も”返信””返信”とわかりづらいですが、お礼メールをおくって企業から返信が来た場合は、シンプルに以下のように返信をしてクローズとして頂ければと思います。

★★会社
人事部 採用課

△△様お世話になっております。○○です。
お忙しい中にもかかわらず、ご返信頂きましてありがとうございます。
重ねてになり大変恐縮ですが、貴社で活躍したい気持ちは人一倍持っているつもりです。
何卒前向きにご検討の程どうぞよろしくお願いいたします。○○ ○○
TEL:XXX XXXX XXXX
E-mail:XXXX@XXX

お礼は電話・手紙では不要

メールだからこそ効果がありうる可能性があるのであって、相手(企業)の都合を考えない電話は不要と思いますし、時差の発生する手紙でのお礼は”あなた”にとっては手間が大きいばかりで、得られるかもしれない”利”も少なくなりうると考えます。

電話は受ける側からしても手間ですし、既に企業として”あなた”の合否を決めてから・伝えてから送られてくるであろう手紙もありがたいとはいえ、不合格を伝えた後に受けとるお礼の手紙は複雑な気持ちにもなります。

ただ、本当に純粋に感謝の意を伝えたいだけで他意は全くないということでしたら手紙はダメとは言いませんが、やはりメールが良いと考えます。

いち人事の実体験

新卒でも転職でも経験がありますが、このお礼メールが功を奏してか、「合格(内定)」になったケースを何度か目の当たりにしたことがあります。

非常に簡略化していますが、面接後、責任者との以下の様なやりとりです。

責任者

イマイチ、当社への志望度合いが薄かったなぁ…合格出しても辞退されるか、、長続きしなさそうなところが心配だ・・・。

人事(私)
あ、今日面接した○○さんからお礼のメールが来ましたよ。転送しますね。
かなり熱い、思いのこもったメールです。
責任者
ネックが志望度のところだったが・・・ここまでのメールくれるのであれば大丈夫だろう。よし、合格(内定)にしよう!

と、こんな感じですね。このケースでは、”志望度”という点で面接官が不安に感じて合格を出すことに踏み切れていなかったのが、思いのこもったメールによってその不安が払拭できたことが合格の決断を後押しした、というものですね。私自身は数える程しかこのようなシーンに遭遇したことはありませんが、ありえる事象ではあります。

私自身に閉じる話で言えば、1次面接などの自分に裁量が与えられている合否判定の際は、お礼メールがあるとそれをプラスに勘案することはなくはありません。

お礼メールの添削もしてもらえるエージェントの活用もおすすめ

お礼メール、コピー&ペーストは厳禁ですとお伝えしました。例文も参考までに載せましたがとはっていも、自分で書いた文章を人にもみてもらいたい、なんて際はそこまで踏み込んでサポートしてくれるエージェントを活用することをおすすめします。

エージェントを活用している際は、お礼メールもエージェントが先方の会社に届けてくれます。

その届ける際には、”あなた”のお礼メールに、エージェントも以下の様なコメントを添えてサポートしてくれます。

エージェント
○○さんは非常に御社のことを強く志望されている様子です。面接の中では上手く伝えきれなかったと言ってはいましたが、いかがでしたでしょうか。是非、前向きに検討ください。良い縁につながることを祈念申し上げます。
以下におすすめのエージェントを紹介いたします。

新卒におすすめのエージェント

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さいごに

面接後にお礼メールは送るべきかどうか、いかがでしたでしょうか。多くのサイトでは合否に影響は与えないということが書いてあるように見受けましたが、基本はその通りです。ここでは敢えて、数少ない、僅かとは言え、とは言っても良い方向に転ぶ可能性がある、という観点にフォーカスをあてご紹介させていただきました。

お礼メールを送らなかったからといって、不合格にはなりません。当然、合格にもなりません。しかしながら、お礼メールを送った場合には、それを持って不合格になることはもちろんなく、もしかしたらむしろお礼メールが合格の後押しになる可能性は僅かながらありうる。ということが伝わればと思います。

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