就活｜入社式っていつ？4月1日？休日（土・日）の場合はいつになる？入社日は？

さて、2022年10月1日・2023年10月1日は土日でした…内定式はいつにあるのだろう？と気を揉んだ方も多かったのではないでしょうか。

2023年4月1日は土曜日になります…さてさて、果たして入社式は4月1日（土）にあるのだろうか？と疑問に思う方も多いのではないかと考えます。

もちろん、最終的な答えは正直なところ”企業による”としか言いようはないのですが、ここではいち人事として4月1日が休日の場合、入社式はどうなりそうなのか？の可能性について見解をご紹介します。

入社式、何故、４月１日に開催される?

内定式の場合は、政府が主導し企業に呼びかけられている「就職・採用活動に関する要請」において内定出しは１０月１日以降と要請されているため、最速の１０月１日…ということでしたが、さて、入社式についてはどのような観点から４月１日なのでしょうか…？

１　学校のスケジュールに入社日を合わせて

「就職・採用活動に関する要請」においては学生の学修に配慮をするように求められているにせよ、入社日についてまでは特別な要請はありません。

では、企業は何に基づいて入社を決めていくかというと、学校のスケジュールを鑑みて決められていると考えます。つまり、３月に卒業し、４月に入社をする。ということです。入社式も入社に合わせて開催されるということになります。

２　もちろん例外は沢山

内定式と同様に必ずしも４月１日に入社式を実施する企業ばかりではありません。３月中に式は実施してしまったり、４月１日ではなくとも４月中のどこかで開催する等の企業も存在します。

また、学校卒業のタイミングという観点からでは、日本でも９月卒業がありますが、海外ではむしろ学期ごとに卒業タイミングが用意されていたり、むしろ、９月卒業が一般的なところもあります。

多様な人材を国内外問わず採用し、入社もそのタイミングに合わせて実施しているような場合は１０月にも入社式がある、なんてこともあります。

また、逆に振り切ると入社日が通年用意されているような場合はわざわざ”入社式”はなく、”オリエンテーション”のような形で入社イベントを取り仕切っている企業もあるでしょう。

入社式、４月１日に開催される？4月1日が休日（土・日）となる年は？

となります。とても珍しいですね。過去には諸先輩方が…そしてゆくゆくはいつかの後輩等が遭遇することになります。

入社式、４月１日は休日（土・日）だけど…開催される？

いよいよ本題ではありますが、これは

色々なパターンが考えられますが、主に以下の３つです。実施の意図は企業によって様々ですので企業の考え方次第となります。

パターン①　何がなんでも４月１日（土・日）に実施する企業

とにかく４月１日に企業がこだわっている場合は、４月１日が土曜だろうと、日曜だろうと、４月１日に実施されます。

休日実施となるため、入社式の対応を行う社員は休日出勤とはなりますし、何より４月１日が入社式（かつ、入社日）であるような場合は、内定者（新入社員）である皆さんも”休日出勤”として取り扱われる可能性も高いです。

入社式の位置付けや内容、強制力の有無等によっては”労働”として取り扱われないこともありますが…。行事とはいえいきなり会社へ出社する初日が”休日出勤（時間外労働）”という位置付けとなると何とも複雑な気持ちになるかもしれませんね。

企業が”日付”にこだわっている場合は、様々なメリット・デメリットはさておき、４月１日に実施ありきということになるでしょう。

パターン②　４月１日が休日であれば直後の営業日（４月第一営業日）に実施する企業

休日であるにもかかわらず４月１日に実施するということは、その対応をする社員が休日出勤をしなければならないということに他なりません。

入社式の参加者に役員がいる場合は当然役員にも休日に対応を求めなければいけません。休日に式（セレモニー）を実施することは社内においてはそれなりの手間がかかります。

そのため、４月１日が休日であればわざわざ１日には実施せず、その直後の直近の営業日に実施をするということが考えられます。

そんな難しく考えずに、「４月１日が土曜日？じゃあ、次の営業日の４月３日（月）に実施しよう。」とシンプルに考える企業もあるでしょう。

パターン③　そもそも４月１日を気にせず、任意のタイミングで実施する企業

そもそも４月１日、第一営業日すらこだわっていない企業もあると考えます。４月１日（４月の第一営業日）は会計年度が４月～３月の企業である場合は、新しい年度のスタートでもあり、新入社員を迎え入れる以外にも多くの他のイベントが予定されている可能性があります。

それは、例えば新年度の開始に向けた幹部から社員に向けた事業方針の説明会などです。

社長やその他の役員も４月１日は何らかの優先すべき予定が入ってしまっている…なんて場合もあるでしょう。そうなると、４月１日に拘らずに任意のタイミングでの実施となる場合もあります。

その他にも入社式が作り込まれており、入社後に事前にリハーサルなどが必要な場合は、リハを踏んでからの本番（入社式）ということで４月１日ではなく初旬なり中旬頃に設定されているケースもあるでしょう。

大きな企業では会場手配の問題もあるかもしれません。

入社式、４月１日は休日（土・日）だけど…１日に開催されるか事前に知りたい、企業に問い合わせても良い？

但し、タイミングによっては”決まっていない”可能性もありますのでその点はあらかじめ想定しておきましょう。

企業側としても４月１日が休日（土・日）であることは基本的に想定はしていません。例年毎年４月１日に行なってきた入社式、１日が休日の場合どうするか？というところから検討・調整をする企業もあるでしょう。

企業の担当者に確認をしてみる（メール）

そんなこと問い合わせていいのか？と思う方もいるかもしれませんが、良いんです！”あなた”は内定者でもうこのタイミングになるとほぼ新入社員となります。遠慮なく連絡をしましょう。

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どうしても急ぎで確認をしたい場合は、電話での確認もありです。

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さいごに

入社式、いつ開催されるかわからないと他の予定の兼ね合いもありやきもきしますよね。企業によっては、このそうそうあるわけではないけれども、来てしまった４月１日（休日）について、どの様にしようか…と頭を悩ませていることもあるでしょう。

「１日にやりたい、けど参加者にブラックと思われたらどうしよう。」「１日は休みだし第一営業日にやりたい…。けど、毎年社長の予定押さえるの大変なんだよな…いっそ１日に実施できたら楽なのに…（休日出勤手当ももらえるし…）」なんていろんなことを人事担当者は悩んでいます。

大変恐縮ですが、入社式の開催日、いつになるのかは企業によりますが、企業の決定を何卒、尊重・理解いただけましたら幸いです。

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