人事が違和感を受けた11の応募者エピソード

ネットでは色々な驚きの面接、応募者のエピソードがたくさん溢れていますね。残念ながら、幸か不幸か?私自身にはそんな驚きの場面に遭遇したエピソードはないのですが、人事として“違和感”を覚えたエピソードについていくつかご紹介したいと思います。

持ち物に書いてなかったので持ってきていません。

 ある日の面接、集まった応募者の方々に交通費の精算のために精算用紙をお渡し、記入をお願い。多くの方々が筆記用具を取り出し用紙への記入を着々と進める中、とある応募者の方がしばしフリーズ、用紙をじっと見つめ動きがありません。どうしたのかな?と思い、とりあえず声をかけさせて頂きました。

どうされましたか?記入にあたって何かわからない部分がありますか?
応募者
持ち物に筆記用具と書いてなかったので、筆記用具を持って来ていません。

 後で確認したところ、確かに…確かに事前には言っていませんでした…自責の念にも多少かられつつも、あまりにもストレートすぎる回答に、振り返って違和感を覚えました。「申し訳ありません、筆記用具を持って来ていないので貸して頂けませんか?」と言ってもらえれば…少し優しさが欲しかったです。持ち物に書いていなかったので持って来ていませんとは…持ち物として“筆記用具”を書いていなかった事務局を責めているかのようにも聞こえてしまい、なんとも複雑な気分です。

 これが直接の原因ではないですが、最終的にはご縁はなく、今後の活躍をご祈念申し上げさせて頂きました。

セミナーにTシャツにジーパン。

 服装エピソードはあるあるですね!とあるセミナー(合同説明会)に参加した日、特別目立っていたのが、Tシャツにジーパンの方です。弊社のブースにお越しいただくも、あまりの異なる雰囲気にほかの方が近づいてくれず、困ってしまいました。企業カラーに合うか合わないかでいうと、残念ながら合わないと言わざるを得なく、逆にうちの会社が追い付いていないのかなーと少々悩みもしました。

 別に仕事するのに、Tシャツ・ジーパンで仕事したっていい時もあるはずなのに。もっと柔軟にいろんなことを受け入れられる土壌が欲しいです…。

説明会で話を踏ん反り返って座って聞いている、肩肘ついて聞いている…

 人事だって人の前で話すのにはある程度緊張しますし、聞いている方々の反応は気になります。みなさんの前で話していて、全体を見渡した時に踏ん反り返って話を聞いている人、肩肘ついて聞いている人等がいたらすごく気になります。名前を覚えられる状態にあれば、絶対に覚えて、要チェックしてしまうと思います。

質問・返答が偉そう、上から目線に聞こえる。

 その人は意識していないのでしょうが、たまにいらっしゃいます。受け答えが上から目線に聞こえる方。この間の質疑では、何か質問ございますか?のあと、しばらくどなたも反応がなかった後に、「じゃあ、一個いいっすか」とぶっきらぼう気味に質問を始めた方がいました。うぅーん。質問内容自体は良く、会話をする中で地頭は良いのだろうなと感じましたが、面接官からも「偉そう、上から目線」と後にフィードバックを受け、あぁ…面接の中でもやはりそう思われてしまったのだなと…。

緊張で涙が…あふれる…

 仕方ないです、そんなこともあります。面接で緊張のあまり、涙がでてしまった方がおりました。おぉっと…どうしよう…と、中々そういった場面に遭遇はしないので驚きつつ、違和感を多少覚えつつも…緊張を解きほぐし、面接を再開。最終的には、その場で内定をだし、笑顔で帰って頂きました!とても素直でまっすぐでいろんなことに頑張って取り組んでいた方でした。

面接当日に、電車遅延による遅刻、出来れば…一言欲しいです…。

 やむを得ない遅刻はつきものです。しょうがないです。しかも電車の遅延とあらば、応募者の方が悪いわけでもないのは十分に分かっています、仕方ないです。けど、けれども、一言「すいません」と言っていただけると、この心の中の違和感がなくなるのに!電車遅延で遅刻して、悪びれもなく(悪くはないのですが)、平然とお越しなる方が時々いらっしゃいます。何度も言いますが、決してご本人は悪くはないのですが、一言頂けると、嬉しいです。

内定を受けたにも関わらず、別の求人にまで応募してくる。

 とある求人に応募があった方に合格のオファーを出した翌日…その人から別の部署の求人への応募が…「あれ?この人…つい先日内定出したのに、何故別の部署の求人に応募してくるのだろう…」相談もなしに、違和感しかありませんでした…。別の求人にも興味を持ったのであれば素直に人事担当者に相談が欲しかったです。内定を出した後日、いきなり別求人に応募をしてくるのには首をかしげるしかありませんでした。結局、電話で話し、辞退して頂きました。

内定を辞退したにも関わらず、また応募してくる。

 これは最早、違和感を通り越し不信感しかありませんでした。もちろん、人それぞれ事情はあるのでしょうが…。会社から内定をだし、その方は辞退し、他社に行ったようですが…他社で過ごすこと数か月後、またうちに応募があり…。何故また再度の転職活動を始めたのかはわかりませんが、一度内定出ているからまた上手くいくだろうと思われていたとしたら遺憾ですね。しかし、それくらい神経は太く持つべきかもしれません。

 こちらとしても一度内定は出した方なので書類は通しました、過去の内定辞退の事実は伏せ、面接官に面接をして頂きましたが結果は見送りとなりました。きっと、短期間で転職を重ねる部分がクリアに説明できず、そこがネックになったのではないかと考えます。

メールアドレス又はその表示名が遊びすぎ

 就職活動・転職活動で、プライベートで取得したアドレスや、過去取得したフリーアドレスや色々なメールアドレスを使って活動する方がいるかと思いますが。それが相手にどのように見えているか意識したことがありますか?特に学生には多いですが…メール取得の際に設定した表示名、気を付けた方が良いですね!表示名の話であげると…以下の様な方々がたくさんいます。
・就職 活動(これは大分ストレートでした。)
・ぷりん 大好き(ぷりんが大好きなのはわかりました。)
・明智 光秀(すごい仰々しい名前で登録をしたのですね…)
・たっちゃん (なんて呼ばれているかわかりました。)
決して、そのせいで不合格になったりすることはないですが、違和感も塵も積もればですからね!

エントリーシートの志望動機がネットからのコピペ

このようなことをしている人はいるだろうと思っていましたが、まさか自分が遭遇するとは思っていませんでした。書類選考を進める中で、一言一句同じ”志望動機”で提出されてきていたエントリーシートに出会いました。所属の大学も異なるため、当人同士の繋がりはなさそであるため、どう考えてもどこかからかコピペしてきたんだろうな、と。全ての就職活動がインターネットを通して完結するようになったからこその弊害なのかもしれません。ネットからコピー&ペーストしてきたんでしょうね…二人とも。そしてたまたま当社に出してしまったと。

二人とも書類選考で不合格(お祈り)となりました。

辞退メールがコピペ

辞退する会社だからそこまで気にする必要がないと思われているのかもしれませんが、辞退メールがその人自身の言葉ではなく、サイトからのそのままのコピー&ペーストはとても残念に思います。どのように辞退メールを書いたら良いかがわからない!というケースはあるかと思いますので参考にする分には全く問題ないと考えますが、全てコピペは悲しい気持ちになります。

まとめ

 世の中、いろんな方がいらっしゃいますね。自分自身も自分がとった何らかの行動が当然相手に違和感を与えていると思います。みんなそれぞれの価値観、常識を持っているわけですが、そのすれ違い、度合いが大きくなればなるほど違和感に繋がってしまうのでしょうね。人と違うこと自体が悪いことではないのですが、組織、チームとして働くことを期待されている以上、多様性はもちろん求めつつも、対人スキルや、周囲に与えるかもしれない影響について気にして欲しいなと思ったりもします。