リーダーとリーダーシップの違い

リーダーが発揮するものがリーダーシップ、と理解している人が多いのではないでしょうか?実はそんなことはないのです。まず、はじめに言うなれば、リーダーとは“ポジション”です。何からのプロジェクトや、チーム等の一定の組織における役割の一つです。では、改めてリーダーシップとはなんでしょうか?

リード(Lead)とは

リード(Lead)する人がリーダー(leader)と表現される訳ですが、そもそものリード(Lead)の意味を改めて確認します。

Lead:(…に)導く、案内する、(手を取って)連れていく、(綱などをつけて)引いていく、引く、(…を)(ある場所に)導く、もたらす、運ぶ、(…を)導く、(誘因となって)気にさせる、(…を)先導する、指揮する
引用:Weblio(https://ejje.weblio.jp/content/lead)より

上記のような意味となっております。

ちなみに…
-shipという接尾語は、物事にかかわる、状態や資質、能力を意味します。
Sportsmanship(スポーツマンシップ), Friendship(フレンドシップ)という形で他では使われています。

リーダー(Leader)とは

そもそもの英語としての意味は

先導者、指導者、リーダー、首領、主将、指揮官、(競技などのある時点で)先頭に立っている競技者、主任弁護人、(巡回裁判の)首席弁護士、(オーケストラの)コンサートマスター
引用:Weblio(https://ejje.weblio.jp/content/leader)より

となっています。様々な意味はありますが…

リーダーはポジションの一つ

チームリーダー、プロジェクトリーダー、グループリーダー、バイトリーダー、etc.と様々な名前がありますが、基本的には一定の範囲を纏めるポジションであり、その範囲においては基本的に一人しかいない存在となります。

そのポジション(リーダー)の役割は

そのチームや、プロジェクト、組織が一丸となって目標を達成できるよう、進むべき方向性や道筋を明らかにして、チームを鼓舞し、導いていくことが役割です。

リーダーシップ(Leadership )とは

その人個人の思い・熱意、将来へのビジョンなどに周囲が共感し、その人の行動が周囲に影響を与え、周囲も引き上げられ、チームの活性化につながっている。そんな状態がリーダーシップを発揮できている状態となります。リーダーシップは個人で発揮が出来るもので、“スキル”です。リーダーでなければ発揮してはいけないなんて決まりがあるわけではありません。

米国第34代大統領のドワイト・アイゼンハワーが、リーダーシップを定義した名言にも、
By leadership we mean the art of getting someone else to do something that you want done because he wants to do it.(リーダーシップとは、自分が他の誰かにして欲しい事を、その人が心からやりたいと思うように仕向ける技術である。)
というものがあります。

まとめ

リーダーは、役割・立場としてリーダーシップを発揮することは必要です。しかし、リーダーシップはリーダーしか発揮し得ないものではない、ということがわかっていただければと思います。リーダーシップは自分に対して発揮しても良いのです。まずは、自分が自分自身に対してリーダーシップを発揮し、自分で思いを持ち、自分をモチベートし、プロアクティブに行動していく。それがまずは大事です。自分にリーダーシップが発揮できない人はチームに対しても発揮はできません。このリーダーシップの発揮経験が企業においては求められています。