就活|新卒|内々定・内定後、企業から連絡が来ない!音沙汰なし…忘れられている?

一生懸命色々な企業にエントリーをして、書類選考を経て、1次面接…2次面接…最終面接…幾度とない選考フェーズを乗り越えて、やっと合格・内定を手にして嬉しさにひたること数日、数週間…。企業からいつまで経ってもその後音沙汰がない…本当に自分って合格したのだっけ?何か、忘れされていないか?本当に入社できるのか?等々今度は不安が募ってきている方もいるのではないでしょうか。私自身も過去、2・3ヶ月企業から一切連絡がなかった時はやや不安を感じていました。ここではそんな不安払拭ため、いち人事から色々とご紹介をしたいと思います。

合格先・内定先から連絡が来ない…不安を感じるタイミングは大きく二つのタイミングか

どのようなフェーズにいるかによって、”不安”に感じるタイミングは人それぞれとなります。参考までに、ご存知の通りですが、就職活動のスケジュールは、ざっくりとは以下のような形になります。

:大学3年生(大学院1年生) 4月~6月頃:情報収集スタート
:大学3年生(大学院1年生) 7月~2月頃:インターンシップへの参加
※外資系やベンチャー企業などはもうこのタイミングから採用選考が開始されている企業も多くあります。
:大学3年生(大学院1年生) 3月:採用情報の公開解禁
※日系企業の多くはこの3月に入ってから採用情報(選考スケジュール等)を公開します。
:大学4年生(大学院2年生) 6月:採用選考
※この”採用選考”は名ばかりになっているケースも多く3月、4月、5月に既に何らかの形で選考をしている企業が多いのが実態です。
:大学4年生(大学院2年生)10月:正式内定(内定式)
:大学卒業後4月:入社

大きく分けてタイミング的に不安に感じるのではないかと考えるのは、
①合格したタイミング(内々定となったタイミング)から正式内定のタイミングまで(4~5の間)
②内定式後~入社までの案内(5~6の間)
と考えます。この二つが最も”間があく”のではないかと考えられます。

①内々定後~正式内定までの間(内々定後~9月頃)

内々定を得るタイミングは人それぞれでしょう。6月に内々定となる方もいれば、実際のところは3月に内々定となる方もいるでしょう。早い人はそれよりも前に決まっているかもしれません…。さて、一般的な採用担当の感覚では、しっかりと内々定者を惹き付けておくためにも定期的に内々定とのコミュニケーションの場を設けたり、連絡を取ったりすると考えますが、全ての企業がそうとは限りません。つまり…最終面接を経て合格(内々定)となって以降…正式内定となる10月頃まで企業側から何ヶ月も連絡がないということもあり得ます。

※もし、内定式などがない場合…内定も10月を待たずに出されるような場合…合格から入社案内まで半年以上も期間が空く…なんて可能性もあるかもしれません。(そのような運用をしている企業の話は聞いたことがありませんが。)

②正式内定後~入社までの間(10月~3月頃)

10月の内定式をもって一連の手続きが完了したと想定すると、次は会社側としてマストのイベントは入社式(4月1日)となります。企業側としては、次は、4月1日の入社がしっかりと完了できるように、3月頭頃には内定者に入社の案内が出来れば良いなと考えていることになります。そうなると…なんと、10月、11月、1月、2月と…最大で4ヶ月、一切、企業から連絡がないまま時が過ぎるということも考えられます。

※この11月・1月・2月は翌年度採用活動に向けたウィンターインターンシップを行なっていたり、独自の説明会の実施、合同説明会への参加などに採用担当者は勤しんでいることになります。

合格先・内定先から連絡が来ない…考えられる理由・可能性

内定先・合格先から連絡が来ない理由・可能としては、以下のいずれか一つの場合もありますし、または複数の理由・可能性が考えられます。

理由・可能性① ”あなた”の合格が早過ぎた

「合格したタイミング」はひとつのポイントとなります。政府主導の就職・採用日程を一旦ベースに考えると…最速で6月1日に合格が出ることとなります。その場合、6月1日に合格して以降、多少の企業との事務手続きでのやり取り等が想定されるにせよ、例えば6月中旬に就活終了…となった際、次のタイミングは内定式がある場合はその案内になるでしょう。内定式の案内が9月頭等である場合、2ヶ月半は連絡が途絶えることとなります。もしこのケースで、単純に”あなた”の合格がさらに早かった場合、4月・5月に合格し一連の内定式以前の内々定の手続きが速やかに完了した場合…4ヶ月半、3ヶ月半もの期間、企業から連絡がないこととなります。

理由・可能性② 企業から連絡事項がないから

基本的に企業は用事がないと連絡はしてこないと考えます。大きな企業になればなるほど、基本は事務連絡でしか連絡がこないのではないかと考えます。当然、雑談のような連絡があるなんてことはないでしょう。用事と言えるのは、内定式の案内、入社の案内等をはじめとして、その他には、内定者懇親会などの交流会の案内となります。

内定式は一般的には10月、入社も一般的には4月と決まっているため、この二つに関しては大体その1ヶ月前後前に案内の連絡がある程度でしょう。懇親会もどの程度の頻度で実施しているかは企業によるでしょうが、今(コロナ禍)や行なっていない企業も多いのではないかと考えると、ますます”連絡”をとるイベントごとは減っているのではないかと考えます。

理由・可能性③ 企業が”採用”へ力を入れられていない

力を入れていないと言い切ってしまうとややカドが立つかもしれませんが、力を入れられていないということは理由・可能性のひとつとして考えられます。企業としては、内々定者・内定者である”あなた”やその他の学生に入社をして欲しいと思っているハズです。しかしながら、連絡がない期間が続く、ということは、企業ー学生間の関係性が薄れたり、入社意欲が減退する等がリスクとして考えられ、最悪、内定辞退という結果にもなりかねません。

つまり、本来は企業側は合格者・内定者に対して定期的にコミュニケーションをはかるべきである、というのがどんな企業の採用担当者でも念頭にあることです。しかし、それが出来ていないということは、企業が採用業務へ力を入れきれていないということが言えます。力を入れきれていない理由は、例えば採用の専任担当者がいない、採用担当者が兎に角忙しく手が回らない等様々でしょう。

企業によっては、内々定者・内定者とのつながりをしっかりと保つために、SNSを活用したり、専用のポータルサイトを作ったりとしている企業もあります。

理由・可能性④ 時間感覚の違い

学生(”あなた”)の時間感覚と、企業(採用担当者)の時間感覚が違うことから、この「企業から連絡が来ない!」というところに行き着いてしまっているケースもあります。人によっては、学生(”あなた”)側からして1ヶ月連絡が企業からなければ不安・心配になってしまう人もいるかもしれません。しかし、一方で企業からすると1ヶ月、2ヶ月程度連絡しない、なんてことは逆に当たり前だったりもするでしょう。ここで既にギャップがあります。

6月に採用選考が解禁されて、企業によっては、7月・8月と採用選考真っ只中だとすると、採用活動を終えて内定式の連絡を出す9月まで内々定者に連絡を出さないのは当然とも言えます。

合格先・内定先から連絡が来ない…不安・心配になったら?

1:不安・心配を押し殺して待つ

「ぐっと堪えて待つ」というのもひとつの選択肢ではありますが、不安・心配な気持ちは払拭出来ないでしょう。これは企業からどのような案内が内々定者、内定者に対してあったかもやや関わってくるかもしれません。例えば…10月の内定式においては当然「今後の流れ」等の案内も含まれていると考えます。そこで、「次は3月初旬頃に入社の案内をお送りしますね!しばらくは連絡がありませんが、残りの学生生活をしっかりと楽しんでお過ごしください!」なんて今後について採用担当から明確な伝達があったとすると、基本的には採用担当が言う通り…”待つ”のが基本スタンスになると考えます。

とは言っても、不安・心配にはなるでしょう…そのような場合は後述の手段を取りましょう。

2:同期に連絡をとる

もし、同期とのつながりがある場合は、同期に連絡をとるのもありです。同期と「特にその後連絡ないよね?」「そうだね、連絡ないね。」といったやりとりが一回でもあるだけで、不安・心配はある程度払拭出来るのではないかと考えます。(同期もむしろ”あなた”と同様に心配に感じていたり、不安に感じていたりするのではないかと考えられます。)

これは基本的には内定式後など、”同期とのつながり”が出来た後に使える方法となります。残念ながら、最終選考後(合格後)~内定式以前の内々定タイミングでは企業が何らかの”場”を用意してくれていない限り他の内々定者とのつながりはまだないケースが多いのではないかと考えます。

3:採用担当者に何らか連絡を取る

一番シンプルで即効性の高い方法は、採用担当者に連絡を取ってみることです。この場合、「連絡がないから不安になって…」という連絡の仕方は避けた方が良いでしょう。なぜなら、「(次の連絡は○○頃になる…って言わなかっけ?忘れてるのかな?幸先が心配な子だな…)」「(最後に連絡をしてからまだ1ヶ月ちょっとしか経っていないし…入社までもまだ2ヶ月以上先なのに何がそんなに心配なのだろう…)」と企業側に思われてしまってはもったいないためです。

そのため、何でも構いません、連絡をとりための”理由”を用意しましょう。

電話で採用担当に連絡を取る場合(例)

あなた

もしもし、御社より内定を頂いております、○○大学の○○と申します。採用担当の○○さんはいらっしゃいますでしょうか?

企業
はい。○○です。いかが致しましたか?
あなた
入社後のことに関して少々確認させて頂きたいのですがお時間よろしいでしょうか?
企業
はい。大丈夫です。
あなた
大変つかぬことで申し訳ないのですが、入社に向けて新しく銀行口座を開設しようかと考えているのですが、御社において何か指定の銀行があったりしますでしょうか?
企業
いいえ。特にございませんので、お好きな銀行をお選びください。ただ、オフィスのビルには~~銀行さんのATMが入っているので、~~銀行さんだと便利かもしれませんね。
あなた
お忙しいところご丁寧にありがとうございます。~~銀行で新しく開設する方向で検討したいと思います。ありがとうございました。
企業
はい。どうぞよろしくお願いします。では失礼します。
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メールで採用担当に連絡を取る場合(例)

件名:内々定後の流れに関するご相談(○○大学 ○○)

○○株式会社
採用ご担当者様

お世話になっております。先日御社より内々定を頂戴しました、○○大学 ○○と申します。
選考では大変お世話になりました。
その後、現在は御社への入社に向け自己研鑽に励み、学生生活も積極的に取り組み充実した日々を送っております。

この度は今後の流れについて教えて頂きたいことがありメール致しました。
10月頃には内定式があるかと思っておりますが、具体的な日付は決まっておりますでしょうか?
ちょうど10月に大学のゼミでの海外調査を検討しており、日程が重複してしまわないかと気になっております。

つかぬ問い合わせで大変恐縮なのですが、ご教示のほどどうぞよろしくお願いいたします。
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○○大学 ○○学部 ○○学科
○○ ○○
TEL:
E-mail:
=======

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合格先・内定先から連絡が来ない…色々不安になってきたけど…就活を再開・続けても良い?

もちろん、構いません。

もちろん…内定承諾後の辞退は御法度という話はありますが…。就職活動を続けるか続けないかは”あなた”次第となります。いち企業人事として、企業側から連絡がないが故に、気持ちが離れてしまったり入社意欲が下がってしまったり…果たしてこの企業で良いのだろうか?と色々な思い・考えが出てくるかもしれません。

新卒での就職活動は一度きりですので、最後まで悔いのない活動を行うという観点では、就活生視点では就活の再開・継続は全く問題はありません。一度は就職しようと決めた先でしょうから、辞退していくほどの会社であれば基本的には今の内々定・内定先よりも”より良い”会社と考えます。

最後まで悔いのない就活を…

就活におすすめのサイトは逆求人・スカウト型

おすすめの逆求人サイト① Offer Box

大手からベンチャー企業まであなたにオファーが届くスカウト型就活サイト【OfferBox】

オファーボックスは“企業が動き、会いたい学生にだけ会う”採用活動のスタイルです。実はこのオファーボックス、日本最大級の人事ポータルサイトHRproが主催するイベントにて表彰を受けており、企業の人事担当者にも名前が売れているサービスとなります。

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おすすめの逆求人サイト② キミスカ

キミスカでインターン経験・就活状況を人事にシェアしてスカウトを獲得!

キミスカもオファーボックスと同様の逆求人型の就職活動サイトです。導入企業数は300社以上、但し、まだまだオファーボックスの方が、圧倒的に規模が大きいため、優先度はオファーボックスが上とはなりますが、オファーボックスだけでは出会えない企業に出会える可能性があります。

おすすめの逆求人サイト③ dodaキャンパス

dodaキャンパスは贔屓をするわけではありませんが、私の所属会社でも実際に活用しており、一部選考免除等のダイレクトオファーを実際に行っておりますこともあるので、オススメいたします。

新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスとしては新しい方ですが、新しいが故に企業側への売り込みも盛んで今後伸びてくると考えております。学生の利用も就活生の5人に1人が利用していると謳っています。

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就活にはエージェントもあり

Job Spring
丁寧なカウンセリングと学生のキャリアに真剣に向き合ってくれる就活支援会社です。所謂、新卒向けの就職エージェントという位置付けにはなりますが、転職エージェントとは異なり、就職活動を全般的にサポートしてもらうことが出来ます。

「相談」から始まる就活支援サービス【キャリセン就活エージェント】
企業向け採用コンサルティングも行っているため、 採用担当のホンネを熟知しており、内定イメージを持った企業紹介が可能な就活支援会社です。

さいごに

さて…企業から連絡がこない期間が長くなると焦りを感じたり、不安・心配を感じたりするのはやむをえないことと考えます。そんな時は、遠慮なく採用担当者に連絡を取ることがよいといち人事としては考えます。確かに最悪、連絡が”あなた”だけ漏れていた、なんて可能性もないわけではありません。

それでは、皆さんの就活の成功、今後のご活躍を祈念して以上といたします。

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