就活・転職|TOEICの点数 低い・昔の・受けてない…書かなくても大丈夫?

就活・転職になるとエントリーシート・履歴書・情報登録の際にひとつひとつの項目で何かと気になることが多いのではないかと思います。

特に資格系は一体どこからなら書いても良いの?書かなくても良いの?というのは小さいながらも多くの人が悩むポイントのひとつと考えます。ここでは、TOEICについて、書かなくても大丈夫なのか否かについて、いち人事としての見解を述べたいと思います。

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【前提知識】TOEICスコア別の定義・属性別TOEIC平均点等

スコア別定義

Aレベル 860以上:Non-nativeとして十分なコミュニケーションが出来る
Bレベル 730以上:どんな状況でも適切なコミュニケーションが出来る素地を備えている。
Cレベル 470以上:日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションが出来る。
Dレベル 220以上:通常会話で最低限のコミュニケーションが出来る。
Eレベル     :コミュニケーションが出来るまでに至っていない。
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 PROFICIENCY SCALE
TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表より
https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdf

属性別(TOEIC公開テスト平均)

社会人:約610点
学生 :約560点
全体 :約585点

そもそも保有資格を全て丁寧に書く必要があるのか?

ここから考えてみますと、実は資格をそもそも全部書く必要はない、というのが一般的な感覚になると考えます。

小学校・中学校・高校・大学等の学生時代を経て何らかの資格をとったことのある人は多いと考えます。

珠算検定2級を持っています、英検準2級なり2級なりを持っています、漢字検定3級・2級を持っています等々、いらっしゃるのではないでしょうか。

その場合、全ての保有資格を書くのではなくエントリーシート・履歴書に記載するのが適切そうかどうか?という点での判断になると考えます。

判断軸としてはその資格を書くことが自身にとってプラスになりそうかどうか、と考えます。つまり、繰り返しになりますが、持っているからといってその資格を書かなければならないわけではないということになります。

TOEICの点数は書かなくても大丈夫か?

もちろん、ケースバイケースになりますが、書くことが自分のためにならない場合は、

書かなくても大丈夫です。

この「書かなくても大丈夫か?」という問いの中には、

・点数が低い(アピール出来るレベルにない)から書きたくない
・大分昔の点数だから書かなくてもよいか
・そもそもTOEICを受けていない

という3つのパターンの方がいらっしゃるかもしれません。

点数が低いがTOEICの点数は書かなくて大丈夫?

書かなくて大丈夫です。

後述するTOEICの点数をむしろ書かない方が良い場合に該当しますので、点数が低い場合はTOEICの点数を書くのは避けましょう。

ただし、書いていないことで、面接官からは「過去にうけたことは?」「その際のスコアは?」と尋ねられる可能性もあります。

この際に、最近受けていたのに低いからスコアを書かなかった、という直接的な説明は顰蹙を買う可能性が高いので注意ください。

言い訳として「”資格”として保持していることをお伝えするレベルに達していなかったので記載しませんでした。」ということはありかもしれません。

大分昔の点数だから書かなくても良いか?

点数によります。平均程度以下であれば書かず、平均を大きく超えていたようであれば書きましょう!

平均を大きく超えていた、というのは何年も前のスコアでも余程の高スコア(800や900)であれば記載は問題ないと考えます。そこまで英語が過去に出来た人であればキャッチアップの期待は十分できると考えます。

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そもそもTOEICを受けていない、書かなくても良いか?

”書けない”ので書かなくとも大丈夫です。

ただし、面接等において「TOEICは受けていないのですか?なぜ受けなかったのですか?」という問いにも答える必要がありますので、準備をして置く必要はあります。

正直、しっかりと受けておいて欲しいというのは、いち人事のホンネのところでもあります。

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TOEICの点数をむしろ書かない方が良い場合もある

TOEICの点数はむしろ書かない方が良い場合があります。それは…

その① TOEIC600未満(平均スコア未満)の場合

前提知識で言及した通り、TOEICの平均スコアは約585です。もし、TOEICのスコアを書くにしても”平均以上”でない限り書く必要性が薄れるどころか、書く方がネガティブに働く可能性があります。

600未満のスコア、400なり500を書くと言うことはむしろ、”私は英語力は人並み以下です”と宣言しているようなものです。

そう言った意味では、600程度でも平均程度に出来ますというアピールにしかならないので、600以上ですので書いても良いものの、効果のほどは相手によると考えます。

その② あまりにも昔のスコアでスコアも平均程度の場合

あまりにも昔のTOEICスコアは参考になりづらいため、それはそれで記載を避けた方が良いと考えます。

例えば…

あなた
4年前に取得したTOEIC、650でした。以降4年間英語を使用する機会はほとんどありませんでした。

なんて話ですと、”今の英語力は?”というところを強く懸念に感じてしまいます。

こうなると、前項のTOEIC600未満とほとんど変わりはないといち人事としては受け止めます。

その③ 企業の求めるスペックからの乖離が大きい場合

これはやや枝葉末節ですが、企業の求めるスペック(TOEICスコア)と自身のスコアの乖離が大きい場合は、”あえてTOEICスコアを記載しない”という作戦をとるというのも選択肢として考えられます。

書かないのは企業側に”TOEICスコア”で判断をさせないためです。

企業は効率的な採用選考をしたがる傾向にあります。そのため、「求めるTOEIC:800」に対して、「TOEIC:650」の応募者は書類で落とす、という判断も十分に考えられます。

数字で測れないように、あえてTOEICを書かずに、「求めるTOEIC800」に対し「業務での英語使用経験○年、メール・電話(1対1)でのやり取りは通常業務で十分出来ます」なり「大学院では研究室で留学生と英語でコミュニケーションをとりながら進めています。海外の論文を読む必要もあり、英語については一定程度出来ると思っています。」

という勝負に持っていくためです。

(補足)エントリーフォームにTOEIC専用欄がある場合は要注意

もし、エントリーシートなり企業へのエントリーの際に、TOEIC専用の欄が設けられている場合には、本当に申告しないかどうかは一考が必要です。これは企業がかなり”TOEICスコアを知りたい”と思っている度合いが強いと考えます。

そうなると書かなかった場合、面接のなかでTOEICについて質問をされる可能性は高いと考えます。聞かれた場合の想定問答はしっかりと持っておくことが必要です。

※その際は大体のケースで、正直に答えれば一旦は良いと考えます。

あなた

過去に受けたことがありますが、その際は500程度でした。もう何年も前ということもあり、スコアの証明書・レポート等もなくスコアの確かな記憶もなかったため記載を差し控えさせて頂きました。しかしながら、英語については・・・

という回答はいかがでしょうか。

さいごに

TOEICは一番浸透しており、英語力をはかる共通のものさしとしても企業は見ています。そのため、”TOEICを書かない”ということは、良くも悪くもその土俵からおりる・土俵にのらないということになります。

負け戦に行く必要もないので、”書かない”という選択肢もとりうる方法の一つですが、場合によっては不戦敗となりうるという懸念もゼロではありません。

英語が重要視されている企業と英語が重要視されていない企業ではこの、”TOEIC(英語)”に対する見方は大きく異なるかと思いますので、その辺りも踏まえた対応をぜひ検討ください。

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