新入社員|入社式、行けない・行きたくない…欠席しても大丈夫?

入社式、通常であれば社会人生活の第一歩ですので是非とも参加してもらいたいイベント事ではありますが、とは言っても欠席しないといけないんです、欠席したいんです、欠席しても大丈夫なのでしょうか?欠席したらどうなりますか?なんて疑問、心配な方もいるのではないでしょうか。いち人事として諸々の疑問にお答えしたいと思います。

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入社式とは

一般的には入社する新入社員をどこかに一同に集めて、会社のトップ(社長)から訓示を行っていただく等、会社の一員としての自覚を促したり、社員・同期とのネットワーキング(交流会)等を実施し、一体感を醸成したりするための、儀式的な位置付けのものとなります。

また、式典の内か外枠かはさておき、初日には労働契約書の締結等の入社手続き的なものも同時に行われるでしょう。

入社式っていつ行われる?

入社式は、一般的にはご想像の通り、4月1日に行われます。

ただ、企業によっては、4月2日や3日等で行うところもあるでしょうし、4月1日前の逆に3月中に行う様な企業もあります。

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入社式は欠席しても大丈夫なのか?

特段の事情があれば欠席も止むを得ないと考えます。

巷で言われるブラック企業などはさておき、一般的な感覚を持ち合わせている企業・採用担当者であれば、仕方ない理由での欠席は許容してもらえるでしょう。

ただし、逆を言えば、特別な理由もなく”欠席したいです””休みたいです”だけで欠席・休ませてもらえることは通常ありません。

欠席も止むを得ない理由って?

体調不良

皆さんもこれまでの人生の中で何かを体調不良を理由に欠席した(サボった?)ことは一度くらいはあるのではないでしょうか。体調不良は欠席も止むを得ないと思ってもらえる理由のひとつです。

最近はコロナ禍ということもあり企業側も体調不良には非常に敏感になっていますので、少しでも体調不良・体調の異変を感じているのであればむしろ出席を見合わせてくれ、なんて企業側から言われることもあると考えます。
(この記事が目に止まる頃にはもうコロナを気にしない生活に戻っていることを期待していますが。)

インフルエンザも企業側としては出社して欲しくないでしょう。

※体調不良を理由に休みを取得する場合企業によっては診断書を求められる場合がありますのでその点は留意しましょう。

冠婚葬祭に関わる事情

企業文化や人の価値観によってというところはありますが…。

親族等近しい人の不幸

親族の不幸も止むを得ない理由のひとつです。入社式も大切なものではありますが、親族等近しいの不幸に対する対応(お別れをしっかりとすること)は、入社式以上に重要なことと考えます。

親族等近しい人の結婚式

4月1日の話であれば何故4月1日に…とそういった思いが採用担当者としては一瞬頭をよぎらなくもないですが、あるはあると考えます。

法事

個人的に、結婚式・葬式を理由にした休みを新入社員から申し出を受けることはありますが、法事での休みの申し出を受けたことは過去、私個人はありません。ただ、あり得ることのひとつと考えます。

何らかの事件・事故

何からの事件・事故に巻き込まれてしまった、その結果入社式に参加できなくなってしまった。これも止むを得ないとしか言いようがありません。

いち人事として遭遇した具体的エピソードとしては、
交通事故です。入社式の前日、事故に巻き込まれてしまって、その対応、怪我等の身体面での話もあり入社式に参加できません。という話がありました。もうやむを得ないですね…

※これが自身が加害側であった場合は別の観点で会社として大問題となります。

欠席することでのリスク・デメリットは?

もちろん入社式としてその日に一体何が行われるかによって若干デメリットは異なってくるところはあります。その入社式当日のカリキュラム内容によって、それを欠席することで一体何がリスクとして考えられて、デメリットになりそうかは是非皆さんなりにも下記を一読の上想像してみていただければと思います。

会社の事業戦略等が理解不足になる可能性

入社式で行われる可能性があることの一つに、会社がその年度や向こう数年の事業戦略などを新入社員にも説明することをしている企業もあります。なかなか直接、事業戦略について話を聞く機会はありませんので非常に大切な機会と考えます。

20X X年度4月入社の新人にも、20X X年度の会社の事業戦略、目指しているゴール等々について共有する。企業側からしても大切なことと思います。

同期や会社の人との人材交流面でのビハインド

企業によっては入社式(多くのケースで入社日初日かと思いますが)では、
・同期同士の交流を深めるための何らかのイベント
・新入社員と先輩社員等との交流を深めるイベント
・お決まりの歓迎会
などなどが企画されていると考えます。これらのイベントをスキップすることは、人材交流、人との繋がりの面でややビハインドする恐れがあります。
(※すでに内定式等その他の機会で交流が深まっていればそれほど心配する必要はないですね。)

年次有給休暇がなければ欠勤扱い

年次有給休暇は労働基準法で付与が定められているものにはなりますが、法律で定められているのは、「6ヶ月以上継続して勤務したフルタイムの労働者」に最低でも「10日」を付与することとなっています。
そのため、新入社員には年次有給休暇がない可能性も十分にあります。

年次有給休暇がないにも関わらず欠席(会社を休む)ということは、事情によりますが、
「欠勤」「病欠」「忌引き」等々あり得るかと思いますが、
その日の給与が一部、部引き(引かれる)こともあり得ます。

 

長い会社人生、最初の1日くらい後からどうにでも取り返せます。ので、止むを得ない事情で欠席する人は遠慮なく休みましょう。

入社式を欠席するための連絡方法は?メールは?

入社式が迫っているタイミング(2、3日以内)であれば電話で

前々日や前日、当日等、比較的入社式から近い日で欠席連絡をする場合は、電話で連絡しましょう。メールも入れて構いませんが、メールを入れた上で電話もしましょう。前日のメールについては当日まで気付いてもらえない可能性も高いです。

あなた
大変申し訳ありませんが、昨夜から高熱、38度程度が出ております。今日一日安静にしており、良くなるかなと期待はしていたのですが良くなる気配がなく、明日は入社式という非常に大切な日にも関わらず大変申し訳ないのですが、おやすみさせて頂けないでしょうか。また、おやすみさせていただくにあたり、診断書等は必要でしょうか?。

入社式まで余裕があるタイミングであればメールも可

ある程度余裕があるタイミングで入社式を欠席しなければならない理由…そこまで思いつくわけではありませんが、前述でいうところの「冠婚葬祭」関係であればあり得るかと考えます。

そのような際は是非、会社に事前相談をしましょう。結果的に会社は電話で話したがるかもしれませんが、まずはメールでの第一報の連絡としては可と考えます。

○○株式会社

採用担当 △△様いつもお世話になっております。
貴社より内定を頂戴し、この4月1日に入社を予定しております、
□□大学 ☆☆です。この度は入社式の件で相談があり連絡を致しました。
大変申し上げづらいのですが、4月1日に親族が結婚式を予定しており。
非常に悩んだのですが、何とか結婚式へ参列できないかと思っております。
入社式も貴社の一員となる第一歩の日であり重要な日と十分理解はしては
いるつもりではあるのですが、何卒ご承知頂けませんでしょうか。宜しくお願い致します。

□□大学 ☆☆
XXX-XXXX-XXXX

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入社式に”行きたくない”人へ

行きたくない理由は人それぞれと思います。

入社式で行われる新入社員の代表挨拶をしなければならなくなり断れずに引き受け、行きたくない…と思ってしまっている人。
内定が出たのがギリギリで誰も別に知り合いになった人もいないから行きづらい、なんて思っている人。
人がそんなに集まる場所に行くのが好きではない、という人。
入社式の後に行われる懇親会への参加が嫌で行きたくない、という人。

みなさんそれぞれ思うところがあるかもしれません。

ただ、会社の採用担当者も、みなさんを自社の一員として受け入れるために入社式初日を意味あるものにしようと思いを持って内容を考え準備をして待っているわけです。

是非、「しょうがない、採用担当のために我慢して行ってやるか。」くらいの気持ちでもいいので、出席していただければと思います。

厳しいことを言えば、4月1日からその会社の一員となるわけですから、実は入社式への参加も仕事である。と言えます。(4月より前の3月中の入社式であればこの限りではありませんが…)

前述に行きたくない理由は人それぞれと書きましたが、これから仕事をしていくにあたっても、やりたくない、気ののらない、つまらない仕事にはいくらでも遭遇するかと思います。

そういった意味では、「行きたくない入社式への参加」は”あなた”にとって一番最初の乗り越えなければならない仕事となるわけです。

そのため、「我慢」して参加も一つですし。参加するからには良い面に目を向けて前向きに参加しよう!と出来るかどうかは”あなた”次第です。付け加えるならば…おそらくほとんどの場合は「入社式」は人生で経験できるのは1度のみとなります。その後、転職をしたとしてもその際に”入社式”が用意されていることは珍しいと考えます。

さいごに

ここから始まる社会人生活ですが、長い会社人生を考えると、止むを得ない事情で欠席をすることがあっても仕方がないですし、入社式を欠席しかたらと言ってその後の会社人生で何か甚大な影響があるとも思いません。

そのため、もし、”あなた”にとって入社式以上に優先すべき理由や、欠席も止むを得ない状況などがあった際には、会社に遠慮なく相談してみましょう。(※もし会社が一切相談にのってくれず何が何でも来い!みたいな企業だったとしたら辞めること(転職)を視野に入れてしまいましょう。むしろ、そういう会社であることが早くわかって良かった、ということになると思います。)

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